いや〜、今回のお話は凄く良かった。
あの火の中 普通は入っていけませんよねー。
お年頃の女の子が火傷したら大変です、下手したら
一生残る様な酷い怪我をしてしまうのにね。
前回のお話の感想で 再婚相手の奈緒が穹に受け入れられるまでの
ストーリーを描いている様だと書きましたが
まさに そんな感じのお話でした、最後は穹が恥らいながらも
奈緒の事を受け入れてくれた様で良かったですね。
奈緒は 自分の欲望を幼い時に悠にぶつけてしまってからは
そのことをどう思っていたのでしょうか?
そして何故悠だったのか?
奈緒は悠や穹の事になると周囲の目を気にせず、そして
自分を見失ってしまいますね。
それだけ 想い入れがあるということなのでしょう。
両親を亡くしてからは穹は悠の事を 普通の兄以上の存在と
思っているのかもしれません。
食事をつくってもらったりと家事も兄に任せていますし
兄がいなければ生きていけない、見捨てられたら死んでしまうと
思ってしまうのも無理はありませんね。
兄を取られてしまう、一人ぼっちになってしまう。
その事は穹にとってこの世の中で最も避けたいものでしょう。
しかし、奈緒と穹がお互いに受け入れることが出来れば
みな幸せな形をつくることが出来ます。
俯瞰して今回の奈緒編をみると そんな感じになるのかな?
今回は 映像面も素晴らしいものがありました。
祝福の花火、揺れる心、ざわめく心を暗喩する草が風に翻弄される場面。
そして、奈緒と穹の関係が急転する落雷
嫉妬・困難を表す炎、それに飛び込む奈緒。
分かり易い暗喩でしたが 上手いな、と唸りましたね。
最後の奈緒と悠の交わるシーンも良かったなー。
そして、細かいですが 今の穹は昔の奈緒と重なる部分が多い事に
気が付きます。
・家庭内に居場所がなくなった奈緒が悠を求めた事。
・そして 悠がいなくなり塞ぎ込んでいた奈緒
・バス亭での奈緒と穹の姿、助けを求めたいのに拒んでしまう。
そんな2人はお互いの気持ちを通わせることが出来るのではないか?
穹の気持ちが分かる奈緒は良いお母さん役を果たせるのではないかな。
そんなことを今回のお話を見ながら感じておりました。
そして 次回からは穹編ですね。
禁断の兄弟愛を美しく儚く描いて欲しいな、と思います。
いつも応援ありがとうございます♪
拍手代わりに ポチッ!としてくれると ヤル気が出ます♪
にほんブログ村
サラリーマン オタク 日記 TOPへ