いい最終回でした!いやー、本当に面白かったな、この作品。
毎回色々な事を考えさせてくれました。
これから寂しくなりますね、毎週心から楽しみにしていた作品が終わってしまうのは
心にポッカリと穴が開いた気持ちになります。
今回はぼんぼり祭りに喜翠荘の皆が参加するシーンから始まりました。
各自 願い札を持っていましたが、それぞれどんな願い事を書いていたのでしょうね。
七夕の願い事の短冊を ちょっと思い出しました。
人様の願い事を読むのは余り行儀の良い事とは言えないと女将さんが言っていましたが
ついつい他の人がどんな願い事をしているのか読んでしまう気持ちはちょっと分かりますw
この人の願い事が叶うと良いなー、と思ってしまいますよね。
そして、ぼんぼり祭りの光景は凄く幻想的で良かったなー。
作画がとても綺麗なのでついつい見入ってしまいましたよ。
神様役の女の子が結構可愛かったというのもありますけど・・・///
神様役の女の子はどの様にして選ばれるのか?ちょっと気になりました。
ミス湯の鷺などがあれば その子がこの役をするのかもしれないと勝手に想像。
孝ちゃんは無事にぼんぼり祭りに来ることが出来た様で良かったですね。
出会っていきなり 焼きそば食べたい、という緒花には思わず笑ってしまいました。
今までつのりに募った孝ちゃんへの想いを ここで言うのか?というタイミングで口にする緒花。
きっと、御花は孝ちゃんへ ずっと気持ちをキチンと伝えたいと思っていたのでしょうね。
この ムードも何も無い雰囲気での恋心の吐露は 緒花の必死さがストレートに
伝わってきて とても感動をしてしまいました。
屋台のおじさんも そんな2人を応援するかのように大量の紅ショウガと青のりでハートマークの
焼きそばを作ってくれましたね。
緒花と孝ちゃんが微笑みながら仲良く焼きそばを食べるシーンにジーンと来てしましました。
お互い 青のりを歯に付けながら 緒花、歯に青のり付いてるぞ、え、孝ちゃんだってーと
その後の2人は良いムード?になったのかもしれないと またもや想像してしまいました。
そして、一旦 喜翠荘は閉じますがまた勉強して再び再開すると皆に宣言する若旦那。
自分に足りないものが前回の感想でも書かせて貰いましたが
自分でも分かった様でした。この心意気は良いですね、応援したくなります。
そして 修業先は 何と福屋というのがまた憎いです。
女将さんが きっと福屋の女将に頼み込んだのでしょう。
何だかんだ言って 女将さんは良い母親でありましたね、自分の息子の為なら
頭を下げるのを苦にもしなかったのかもしれません。
こうして、それぞれの道を歩み始めた描写が各キャラクターごとに描かれたのは
すっきりしました。みんな喜翠荘を離れてどうなってしまうのだろう?と
思っていましたからね。
いつかまた 喜翠荘にこのメンバーが集まるときが来るのでしょうか?
その時はお互いに成長した姿で出逢えるはずと信じています。
こうして坦々と物語を終わりにまとめて行くのが心地良かったです。
最後にドンデン返しが無いか心配していたのですが
そんなことも無く リアルな感じで物語が終わりました。
引越しをしたことのある方なら 最後のガラーンとなった部屋や厨房のシーンに
思わず そうそう、こういう心境何となく分かるな、という気持ちになったのでは
ないでしょうか?女将さんは思い入れがある分だけより寂しくも誇らしい気持ちに
なったのではないかと思います。
緒花が廊下を雑巾がけしているシーンが良かったですね。
確か 最初緒花がこの旅館に来た時には嫌々で雑巾がけをしていましたが
今は自ら進んで雑巾がけをしていました。
思い返せば 御花は 物語当初 女将さんを敵対視していましたが
色々な事を経験し 女将さんの言葉の意図を感じられるまで成長してきました。
感謝の気持ちを持てるようになったんですね。
ここで 初めて女将さんの涙を見る事が出来ました。
余程嬉しかったのでしょうね、今まで憎まれ役を自ら買って出ていましたが
それも 皆の成長を願ってのことです。
その成長を実感でき、女将さんにとっては これ以上無い嬉しい出来事だったと思います。
働くとは?緒花達の姿を見ていると自分を磨くことなのかもしれないな、などと思いました。
人と人との結びつきや衝突が磨き石となり 自分を徐々に磨いてくれているのかもしれません。
花咲くいろは、というタイトルですが 最初は仕事のいろはを身に付ける為に
右も左も分からずにがむしゃらに働く内に じぶんの色は?と考えるようになる。
自分らしさ、自分のいろを出せる様に成長していく、緒花の姿を見ていると
そんな風にも思えます。
各キャラクターも良かったし、お話の内容も素晴らしい作品だったと思います。
また 作画が最後まで余り崩れないのは凄い事だと思いました。
きっと制作者の方達が相当のこだわりを持って仕事をされていたのだと想像します。
では最後に制作にあたられたスタッフの皆様、感想を読んでくれた皆様にありがとうを言いたいです。
本当に良い作品でした、また 何年後かに繰り返して見たいと思います。
また、子供にも いつかこの作品を見てもらいたい、と感じました。
ありがとうございます! 楽しかったー!!
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