部屋の演出、私はこの作品を見ると演劇の舞台を見ている様な感覚に
陥ります。小屋の中に我々視聴者が居て、舞台の中で演者が芝居を
演じている様な感じがするのですけど、そんな風に感じるのは
私だけかなぁー。舞台転換が少ないのも、そう感じる要因だと
思うのですが、場面1つにつき1セットの舞台装置の様な思い切った
画面構成になっている事が多いと感じるのですよねー。
それとメタ発言に関しても、よく演劇で使われる手法ですし。
(といっても、私はそれほど演劇には詳しい訳ではないのですけどね)
今回の風呂場をみた際に、巨大な風呂場に驚きました。
個人宅の風呂場にしては大きいなーと思います。
良く見ると トラス骨材にてアーチを描いた小屋の中に
書き割りでパネルがあり、中央に浴槽があるという様にも見えます。
それを我々視聴者が客席から見ているという風に思えてきました。
こういう見せ方は面白いなーと感じ入りましたよ。
今回は画面としての動きが少ないので話が進んでいないように
一見思われますが、よくよく振り返ってみると意外に話が進んでいる様にも
感じられます。この不思議な感覚が心地良くて堪りません。
忍・翼とようやく主要な物語のメンバー2名が登場してきましたが
忍が饒舌に暦と会話をしたの事に驚き、また、羽川翼の外見の変化に驚きました。
忍の声は私としてはなかなかハマっていたと感じましたねー。
前回の感想で書いた「赤い花」が忍のシーンで描かれていて驚きました、
きっと 何かの意味をあの赤い花が持っているのでしょう。
忍の高貴さと可憐さを表現するための小物だったのかな?それとも?
火憐ちゃんの怪異、囲い火蜂(火鉢)、同じ音に2つ掛けているのでしょうね。
こういう言葉遊びも面白いです。貝木という人物に火憐ちゃんは何かをされたらしいですが
大事な妹の為に暦がどの様に動くのか、今から楽しみにしています。
スズメ蜂と私の思い出を2つほど 語りたいと思います。
車の運転中に窓から飛び込んできた大きなスズメ蜂が 運転中の私の膝の上をちょこまか歩いていました。
心の中では「ぎゃぁぁー」と叫んでいたのですが運転中なので素早く駐車して
車からゆっーくり降りて、森へお帰りと雑誌で膝の上の蜂を払うと攻撃されたかと勘違いした蜂が
ぶぃーんと顔の周りを飛び始めて うぁーと車に逃げる様に飛び乗った記憶があります。
なので スズメ蜂は大嫌いです。毎年蜂に刺されて死亡者が出ているらしいので恐ろしい。
あと、スズメ蜂はラチェットのカチカチという音が嫌いみたいです。
以前、林の近くで単管をクランプで固定する際にラチェットを職人さんが使った途端に
スズメ蜂が飛んできました。あとはエンジン音も嫌いな様ですね。
意外とスズメ蜂は音にも反応することを知っておいても良いかもしれません。
といっても、私の体験談なだけなのですけどねー。
会話のリズムと画面の面白さ、お話の面白さで今回も大いに楽しませて頂きました。
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