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2012年03月31日

戦姫絶唱シンフォギア 第13話(最終話)「流れ星、墜ちて燃えて尽きて、そして-」感想

やってくれたぜ!シンフォギア。
最高のラストで私たちを魅せてくれました。
本当に最初から最後まで 心から楽しませてくれた作品です。
最終話も涙涙のアツイ展開に胸と目頭が熱くなりました。
(ネタバレを含みますので、ネタバレがお嫌いな方はこれ以上
読み進めない方が良いですよ)

最終話にして会話シーンで口が動かないで会話をしているシーンが
いくつか見られましたね、これはテレパシーで会話をしていたのかな?
言葉を介さずに会話が成立していたのかもしれません。

そして絶唱前の 名言の数々、全て心に刻んでおきたい素晴らしいものでした。
この作品が伝えたかった事がそこに詰まっていた様にも思えます。
実に丁寧、おさらいまでしっかり用意してくれているのが親切設計であります。
この作品の魅力は そんな親切設計なところにもあるかもしれません。
意図的にデフォルメして描いているのが分かるのですが
人にとってはそれが雑だ、と感じられるかもしれません。
でも、私はそんな分かり易さとここを見て!という作り手が強調したい
ポイントが良く伝わってきて大好きでした。

死んだものだと思っていた響が生きていたことに非常に驚かされました。
まさかのまさかです。
ふらわーのおばちゃんが、なんだか元気が無くて寂しい気持ちになりました。
これからあのおばちゃんが、また元気になる日が来ることを願います。

フィーネ(了子)が風に消えてしまった時、指令の目がウルウルしている描写が
ありましたが、やっぱり了子さんのことが好きだったのかな?
同じ言葉を使い、本来通じ合えるはずの2人は悲しい結末を迎えてしまいました。
そんな指令は嫌いじゃないぜ、とんでもない力を手にしていても
好きな女には気持ちを明かせないなんて素敵だなと思いました。
(過去に気持ちを伝えてフラれているかもしれませんけど)
消える前に瞳の色がフィーネの金色から了子の青に戻るのがなんとも切ないですね。

そして、ノイズが相変わらず 発生していましたが、どうしてなんでしょう。
そして 響達が死んだことにされていたのは、アメリカ政府からの圧力と追及を
逃れる為だったのでしょうか?
しかし、彼女達がこれからも戦い続けなければならないという未来が
提示されてしまいました。それでも死んでしまうよりは、生きていたら良い事が
あるかもしれませんからね!

さて、私は このアニメ作品から生きる勇気を貰いました。
実は数か月前から 病に侵されまして 何だか元気が無かったのですよね。
まさか自分がこんな病気になるなんて思いもしなかったので、かなりショックでした。
それほど重い症状ではないので 一応普段通り?社会生活を送れていますが
これ以上酷くなったらどうしよう・・・とちょっとビクビクしていますよ。
そんな時 この作品を観ると元気になった気持ちになりました。
作り手さんのアツイ気持ちが伝わってきて、自分もやるぞぅ、と思えました。

では、最後に 感想を読んでくれた皆様、素晴らしい作品を生み出してくれた制作者さん達
そしてこの作品を私達に届ける努力をしてくれた方達に感謝です!
本当にありがとうございました!

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posted by もっち- at 18:22 | Comment(4) | TrackBack(18) | 戦姫絶唱シンフォギア感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月24日

戦姫絶唱シンフォギア 第12話「シンフォギア」感想

胸アツ!いきなりクライマックスのクリスのシーン。
さらに最高潮に盛り上がりを見せるこのヒキ。
いやー 面白い!! 下手な小細工はせず直球勝負でグイグイくる感じです。

そんな中、この作品に秘められたメッセージを今回感じることが出来ました。
非実在青少年というキーワード、東京都青少年の健全な育成に関する条例改正案における
第7条の規定では年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の
表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの。
都庁と思わしき形をしたノイズの破壊(私はゴールドライタンを思い出したと
以前の感想で書きましたが)、そして東京国際アニメフェアの開催日と重なる放送日。
狙っているとしか思えません。(アニメフェアの方は偶然かもしれませんが)
今回のお話で繰り返しフィーネが語った、想いを伝える手段を失くしてしまった、という
ことと 自由な表現をある意味規制する条例案が少し重なって見えました。
深読みし過ぎなのかもしれませんが・・・

また、第1話で登場した幼い子供ですが、母親が詳しいことは話せない、と言っていたのが
気になりました。響を覚醒させるためにワザと子供を響に救出させた、と見るのは
これも深読みし過ぎかな?自分の子供を危険な目にあわせる親もいないでしょうから。

フィーネにとって、想いを伝える手段は言葉のみと思っていたので
共通言語を世界にもたらして自分の想いを伝えようということから
この物語は始まったようですが、フィーネにとって言葉以外にも想いを
伝える手段があるのだと気づくというのもこの作品の一つのテーマになりそうですね。
例えば それは歌であったり、ジェスチャーであったり、するのでしょう。
確かに 同じ日本の中で方言があったりと 場所が変われば話す言葉も違うのは
何故なんでしょうね。

歌を歌うことにより地表からぽわぽわした玉が浮かんできましたが、
あれは一体なんだったのでしょうか?風景も一転して明るい色調に変わっていました。
クリス・翼の復活で ドラクエのザオリーマの呪文を思い出しましたよ。
確か仲間全員の死亡状態から生き返り復活するという呪文です。
この復活の際の画面の動きも良いですね、クロスする形で翼とクリスを飛ばし
中央に光り輝く翼を纏った響がドーン!と登場し「シンフォギアァー」という所が
凄く良いなー、ドキドキワクワクするなー、と胸が熱くなりました。

いよいよ来週で最終話なのかな?一体最後はどの様な展開で締めてくれるのか?
非常に楽しみです。最終話がどの様に1話のシーンに繋がるのか?
融合体の絶唱時のバックファイア、という言葉もあったので、もしかして?
いまからドキドキです!

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posted by もっち- at 09:55 | Comment(4) | TrackBack(19) | 戦姫絶唱シンフォギア感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月17日

戦姫絶唱シンフォギア 第11話「月を穿つ」感想

言葉により 人は心を分断され、それを繋げたいと願う。
口にしなくても通じあっていると信じたい、感じたい。
今までの未来と響の関係などを通じて語られてきた
この作品のテーマが最後まで貫かれていきそうですね。
また「月を穿つ」、穿つ、という意味を考えると非常に秀逸なタイトルだと感じられます。
参考までに「穿つ」の意味ですが
@穴をあける。貫き通す
A事の裏面の事情を詮索する。人情の機微などをとらえる。
B普通の人とは違った、新奇で凝ったことをする。

相互理解したいという想いをフィーネが持っていることに驚きました。
それぞれが、それぞれのやり方で心を繋ぎ合わせたいと願っていることが
今回のお話で明らかにされた様に思います。
フィーネの孤独、それを埋め合わせるための手段が今回の騒動の発端。
人は誰もが寂しさを抱えながら生きている、繋がりを求めて生きているのでしょうか。
例え、言葉が通じなくても分かりあえるものがある、そう信じたいですね。

言葉は通じなくても心を通わせることが出来るものは無いのか?
クリスの両親(とその想い)はある意味では世界で統一された歌(言葉)を持つ人物だった
のでしょう。その想いはクリスをはじめとしてその音に触れた人々の心を共通の言葉で
繋げる架け橋になっていたはずですし、両親もその様に思っていたからこその
戦地での音楽活動だったはず。
クリスは自分の歌は「破壊」の歌だから嫌いだと言っていましたが
ようやく そんなことは無いと気づくことが出来たのかもしれません。
クリスの絶唱シーンでは、思わず涙。
心身共にボロボロになる覚悟で月を守ったクリスでした。

また、変身シーンにおいて初期の段階からバベルの塔を思わせる文字が
流れていましたが、この様に繋がるわけなのですね。
ジッグラト(Ziggurat)とか何だろう?と思っていたけど
バベルの塔に繋がっていた訳かぁー、なるほど。
赤い月が印象的でしたが、赤い月で思いだすのがヨハネの黙示録第6章。(それと おおかみかくし)
黒い太陽と同時出現すると大参事が起きると言われていますが
ハッ!そういえば響が黒くなっていたのはその為なのか?と穿ち過ぎな見方をしてしまいました。

また、クリスの落下する姿を見て
響が暴走したんじゃないかとハラハラです、最後の響の叫び声を良く聞くと
ガオゥーという音に変化していましたし。
1クールとすると来週が最終回なのかな?それとも13話あるのかな?
いずれにせよ、続きが気になって仕方がありません。
今回は見せ場が盛りだくさんで非常に楽しめました!

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2012年03月10日

戦姫絶唱シンフォギア 第10話「繋いだ手だけが紡ぐもの」感想

温もりを伝えるのが得意な響、すぐに抱き着いたり手を握ったり。
その温もりは 人を安心させ癒すことが出来るのですよね。

今回 非常に感動したのが、クリスが無防備になる間
響と翼がクリスを守ったことです。
以前から語られてきました「背中を預けることが出来る存在」が
とうとうクリスにも出来たということですからね。
ちょっとウルッときてしまいました。
そしてクリスの新曲が披露されましたが、歌詞は心境の変化を
表したものでありました。こういうの良いなぁ。
シンプルだけど、心が動かされますね。

クリスと弦十郎のやりとりはグッとくるものがありました。
「夢」というものをどの様に捉えているのか?
クリスは 夢をみる者は夢想家だと嗤い、弦十郎は夢をみる者は
叶えられると信じているものと捉えています。
この一連のやりとりはまるで
カウンセリングの認知療法の様でもありますね。

スカイタワーが「カディンゲル」かもということでしたが
私が特に気になったのが 古代シュメール語という部分でした。そこで調べてみると・・・
シュメール文明って凄いんですね、本当なのかは分かりませんが
この時代に何故そんなに進んだ技術があったのか、と不思議になるほどです。
ちょっと調べると面白い学説が沢山出てきて面白いので
気になる方は調べてみてはいかがでしょうか。
古事記がシュメール語で読めるとか、な、なんだってー!という驚きが
得られると思います。子供の頃「ムー」を夢中になって読んでいた頃を思い出しました。

更に、「カディンゲル」というキーワードが登場しましたが
これをググると本当にワイルドアームズというゲームに関する攻略サイトが
検索結果として出てきます。ちょっとした遊び心なのかな?
天を仰ぐ塔がスカイタワーなら 逆に地へ向けて建てられた物は何なのか?
スカイタワーではなく 敵の本命は私立リディアン音楽院の地下1800mの
アビスに隠された何かなのかもしれません。
何故、音楽院の地下にそんな施設がつくられたのか?不思議です。
リディアン音楽院はシンフォギア奏者の候補者が集められた施設なのかもしれませんね。
地下深くにある大切なものを守る防人としての生徒達なのかも?考えすぎかなw
最終決戦ではリディアン音楽院のクラスメイト達が聖遺物を身にまとい戦う姿が
見れるかもしれないと ちょっと楽しみにしております。

次回は未来とリディアン学院の皆の救出劇、そして待ち構える最終決戦の流れ。
盛り上がってきましたね、このまま最終話まで突っ走って欲しいです。
今まで1話もつまらないと思った回が無いのがシンフォギアの凄いところ。
事前にかなり練り込んで作品をつくっていたのでしょうね。
未来はどうなってしまうのか?最後にもうひと盛り上がりが見れそうです!
今から楽しみですよ!!

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2012年03月03日

戦姫絶唱シンフォギア 第9話「防人の歌」感想

日常に潜む 闇と光の物語でした。
今回は翼とクリスの対比が見事に描かれていた様な気がします。
翼視点とクリス視点に沿って今回のお話を辿ると
お話の構図の妙を感じることが出来るんじゃないでしょうか?
そして「防人(さきもり)の歌」というタイトルが面白いです。
九州の防衛の為に東国から任務の為に集められた人達のことを
防人と呼んでいましたが、当然 任務にあたる九州から遠く離れた国から
召集されていますので家族や大事な人と離れ離れになるわけですね。
海の向こうに渡るというのも防人と被ります。
そして、防人の歌というと万葉集を思い出しますが
大事な人との別れを歌ったものが多く残されていたと思います。
翼とクリスにとって大事な人との別れがそれぞれにどの様な影響を
及ぼしたのか、そしてその口から紡がれる歌の意味合いをそれぞれがどの様に感じているのか?
翼は人に勇気や希望を与えるものと、クリスは人に絶望や破壊を与えるものと定義していますよね。

翼にあってクリスに無いものと言えば、奏の存在でしょうね。
翼にはいつでも心の支えとなってくれる奏の存在が感じられます。
そこには実際にいなくても、重ねた奏との想い出は翼をはためかせる原動力となっています。
クリスにも奏の様な存在が現れたら良いのですけど。
もしくは 既にクリスの前にはそのような存在が現れているのかもしれませんが…
響のことを助けてしまった、と葛藤していましたが
手を伸ばしてくれた響に心を少しづつ開いて行っているのかもしれませんね。
いつか2人が手を取り合いお互いの支えになる日が来ることを祈っています。

クリスがヴァイオリン奏者の娘ということは以前のお話での
クリス失踪が掲載された新聞の記事でも書かれていました。
新聞のかなりの紙面を割いて記事が掲載されていましたので
クリスの両親は世界的に有名な音楽家だったことが推測されます。
以前からクリスの出自について考察していましたが概ね的中していました。

また、鼻歌で歌を歌うという行為=「音楽が心から好き」という表現は
クリスが迷子の兄弟と一緒に歩いていた際に既に描かれていましたが
今回は冒頭シーンで翼が鼻歌を歌っていました。
翼は鼻歌は誰に聞かせるものでもない、とその時は定義していましたね。
その後の心境の変化は起きたのでしょうか?

「変わったのか」「変えられたのか」という印象深いセリフが繰り返し
口にされましたが、それは何によってなのか?を考えると
響であったり、奏であったり、弦十郎であったりとそれぞれが
影響を与え合い人間は変わって行くことが分かりますね。

あと、今回のノイズの親玉が金色で ゴールドライタンを思い出しました。
私の記憶にある初めて買ったアニメ系のグッズがゴールドライタンだったはず。
ライターの形から変形してゴールドライタンになる様は幼心に大きな感動を与えてくれました。
戦闘シーンにライブシーンが重なり、それぞれが自分と戦っている構図は面白かったです。
響は加速能力に新たに目覚めた様でノイズを一気に倒して行くところは格好良かったですよ。
ライブシーンもカメラワークが凄くて迫力がありました。

初めての日常回となりましたが、それぞれのキャラクターの立ち位置が
浮彫にされ 非常に興味深いお話となっていました。
そして水樹奈々さんの歌う新たな曲が2曲も披露されて豪華な内容となっていましたね。
今回も非常に面白かったです。クリスの葛藤をどの様に描いてくれるのか?
楽しみになってきました。そして、翼の海外進出にともない代わりの人材が
充てられるのか?その役割はクリス?それとも?などなど今後の展開が
気になりますね!毎週、この作品を観るのが楽しみで仕方がありません!

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