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2016年02月04日

東京湾 マゴチ釣り 釣り方 実釣編

・では、お待ちかねの実釣編へと移っていきますね!

・アタリの出し方について
 アタリが無ければ始まらない、アタリがあれば たとえ釣れなくてもある程度釣りを楽しめると
 私は思います。1.5m程度しか離れていない隣の人がバンバンアタリを出して
 釣り上げているのに、自分には一向にアタリさえないという事がマゴチ釣りにはあります。
 恐らく、マゴチは群れになって水の中を泳ぎまくってエサを食べるタイプの魚ではないから
 だと私は思っています。(ある程度かたまっているのですけど)
 つまり、釣り人の方から目の前に餌を持っていかないと食べない。
 海底にベタッとして上からの獲物に対してパクリと喰いつく種類の魚なのです。
 では、どの様にアタリを出すかですが、マゴチの目は海面側、つまり上向きに付いています。
 上から降りてきたエサに対してマゴチは良い反応を示します。
 また、マゴチは動かないエサに対しては見向きもしません、目の前にあっても 食べないのです。

 勘の良い方はもうお気づきかとも思いますが、
 1:マゴチの頭上の捕食範囲の高さ(せいぜい50cm程度までと言われています)に
  餌をもってくる 10〜15cmを意識していきたいところです。
 2:エサを自然に動かしてマゴチにアピール
 よって、こまめな棚取りがそのまま誘いにもなりアタリを出す第一歩。
 とは言っても、暑い時期がマゴチのハイシーズン。こまめな棚取りを揺れる船上で
 何時間も延々と繰り返すのは思ったよりも精神的にも体力的にも大変な作業となります。
 マゴチ釣りはある程度人を選ぶ釣りものかもしれませんが、一度ハマると抜け出せない
 くらいに魅力がある釣りだと思っています。是非チャレンジしてみてください!
 あとは、その日の潮の流れなどを見て適切な仕掛けを選び、新鮮な動くエサを使う。
 場所によりハゼ・サイマキを使い分ける。組合せの種類は何通りかあると思いますが
 その判断基準は前述させてもらいました。
 
・アタリの出方(でかた)について
 アタリの出し方が分かっても、どんな感じのアタリの出方なのか知っておいた方が
 良いと思います。小さいマゴチの方がアタリは明確に出ることが多い気もします。
 典型的なのが、コツ、コッ、コッと最初にマゴチがエサを咥えた際のアタリが出ます。
 しかし、ここで合わせてもまず針掛りしないです。
 そのコッ、コッがしばらくするとグッ、グングンと引き込む様な本アタリに変わりますので
 そこが合わせのタイミングです。
 あれ?逃げられちゃった?と感じた際はゆっくり、そーっと
 竿先を聞き上げてみます(急に上げると違和感を感じて離してしまいます)
 マゴチの場合だと、グッ、グッっと竿先に反応が見えるはずです、それが本アタリになれば
 ドキドキしながらアワセを入れましょう。針がかりしたら取り込みまで気を許さずに。
 カンヌキに上手く掛かれば良いですが、口の中の固い所にひっかかっているだけの場合もあります。
 マゴチは水面で良くばれる魚です。
 大きなマゴチですと水面まで来て、更に頭を振って水中にもぐり込もうとすることがあります。
 書き忘れましたが、見事 針掛かりしてマゴチを巻き上げる際は、早めに大きな声で船長か
 中乗りさんに釣れたことを知らせてタモですくってもらいましょう。
 今まで何匹もの水面バラシを見てきました。大コチ水面バラシのがっかりさは半端無いですよ。

・エサ・仕掛けの投入方法について
 最初に餌を海に入れて、その後少し離れた所に三日月重りを投入します。
 いきなり、一緒にボチャーンではありません、一緒に入れると絡むので棚取りどころでは
 ありませんので要注意。

・棚取りの仕方について
 これが出来ないとアタリさえ出ないというマゴチ釣りの重要要素である棚取りについて
 触れていきます。基本は複雑な形をした海底をトレースするような形で棚取りをしていきます。
 江戸前の主な釣り場の特徴に合わせて棚取りをしていくと良いと思います。

 横浜沖・・・非常に複雑で起伏が多い海底形状をしている場所が多く、こまめな棚取りが
        重要になってきます。5秒一回は棚取りをしていかないとすぐに重りが底を
        突いてしまいます。重りが底を突いたのをアタリと勘違いする初挑戦の方も
        多い場所です。
        サイマキ餌の場合潮があまりなければヒューズをぐるぐる巻いた1mの
        短い仕掛けで3秒に一度くらいのペースでバンバン棚取りを繰り返すと
        良い気がします。横浜沖の釣り方を覚えると応用が利くので是非チャレンジを!
        私の中では縦の釣りのイメージです。夏場は横浜沖が主戦場となることが多いです。
        
 大貫沖・海堡・・・余り起伏が無い海底の形状の場所が多い気がします。
        2本竿に初めてチャレンジするなら
        起伏があまりないこの大貫沖・海堡が良いと思います。
        それでも15秒〜20秒に1回は最低棚取りが必要と感じます。
        また、横浜沖より釣座により大きく釣果が異なる場合がある場所です。
        圧倒的に潮先有利ですが、最後まで諦めない気持ちが大事。
        必ずチャンスは廻ってきます。私の中では横の釣りのイメージです。
        電車釣行の私は、いつも胴の間しか入れませんが いままでボウズは1回のみです。
        海堡は現在の風速を公表していますので、調べておくと良いと思います。
        上げ潮・下げ潮が読みやすい場所ですが、風向きが横浜と異なる場合があるので注意。

 羽田沖・・・空港周辺だと水深が2m〜3m程度と非常に浅い場所が多いです。
       意外と起伏がある場所も多いので、10秒に1回くらいは棚取りが必要です。

 棚取りの際には、大型のマゴチが居食いでかかっている可能性もあるので一度ゆっくりと竿を
 聞き上げて、それから棚取りをしていきましょう。マゴチが咥えていたらビクンと来ます。
 また、棚取りは基本的に竿の上下で行います。重りが底に着いたらそこから
 竿先が海面に来るラインでクラッチを切り糸を出すか、巻き上げて正確に
 竿先が海面ラインに来るように調整してそこから潮の流れにもよりますが
 基本は船縁の高さの約1m持ち上げます。(この持ち上げの高さも潮先・ケツや
 どこにそれくらいの腕のメンバーがいるのか?やその日の潮の早さにより変えます)
 時折、更に50cm程度上に竿先を持ち上げて
 エサを暴れさせて 上からのエサをマゴチにアピールして行きます。

・アワセのタイミングについて
 先ほど少しだけアワセのタイミングについて書きましたが、もう少し詳しく触れて行きます。
 アタリの出るタイミングについてですが、棚取り直した直後にアタリが
 出ることが多いです。棚取りをするとエサも動きますので、その時にバクリとアタリが
 出るのです。また、棚を取り上に竿先を上げている途中、重みを感じる、グンとアタリが出る
 場合がありますが、その際にはそのまま反応があった高さにゆーっくりと竿先を下げます。
 するとコッコッとマゴチのアタリに変化することが多いです。そのままガンと言う感じで
 餌をマゴチが呑み込む反応が出ることもあるので、その際にはそのままアワセを入れて釣り上げます。
 
 ・アワセの方法について
  マゴチの口は堅いので、アワセの際には思い切りが必要です。
  ここぞ、というタイミングで天を仰ぎ見るイメージで竿を大きくあおる様な感じで
  竿を立てアワセていきます。鬼アワセはしない方が良いと思います。
  アワセの瞬間はマゴチ釣りの一番の醍醐味ですねー。
  アワセは最初にクッとアワせて、それからグーンと底からマゴチを引きはがすイメージでしょうか。
  水深の浅いところの場合は鬼アワセするとバレますので、腕をくいーとあげるイメージで。
  水深の深いところではある程度大きくアワセる、潮の流れの遅い・早いにより
  アワセの大きさのイメージも多少異なります。(アタリの出方も変わります)
  どこでアワセを入れようか?とドキドキしながら えい!と釣り上げる。
  名人級の人でも100%アワセが成功することが無いと言われるマゴチのアワセ。
  かかれば天国、バラせばがっかり、また次頑張ろうという気持ちになります。
  爆釣時期を除き1日に何十回とアタリがある釣りではありませんので、1回のアタリの重みが
  大きいのです。産卵期とかですと下手すると1日アタリが1回なんて日もありますしね。
 
 ・アワセのタイミングについて
  初心者は早合わせを少しだけ意識してみてください、よくヒラメ40コチ20と言われ
  アタリがあってから20カウントしてアワセを入れると良いと言いますが個人的には
  7カウントでのアワセがお勧めです。濱生丸さんですと7カウントアワセを推奨されることも
  あると思います。アタリが出たら心の中で7つ数えてアワセを入れます。
  これが意外とフッキング率が高いのです。待ちすぎてエサを離されるよりも
  思い切ってアワセを入れた方が良いと私は思いますよ。
  アワセなければ釣れないのですから・・・
  実際には本アタリになるまで5秒から数分間と千差万別で、
  付けているエサの種類や大きさ、潮の早い・遅い、アタリの反応からの
  魚体の大きさの予測、起伏が激しくて重りが底をたたいて離されないか、など
  様々な要素を考えてタイミングを計るのですが、そんなこと最初は分からないので
  とにかく7数えてアワセを入れると良いと思います。ヒネハゼの場合は意識的に少し
  遅めに合わせると良い気がします、エサが大きいので咥えるのに時間がかかる場合が
  多い気がします。慣れたら聞き合わたりし、やり取りを楽しむのも良いかもしれませんね!
  少し慣れたら本アタリをいかに出すか、にチャレンジすると面白いと思います。
  アタリがあったらスッと竿先を送り込むのは殆どの方がやっていると思いますが
  1mで棚を取っていたらそれだけの幅でマゴチに喰わせなければなりません。
  コン、とアタリがでたらスッと送り、ゆっくり聞いて食わせ幅・アワセ幅に注意しながら
  一定のテンションを保ったままクラッチを切ってラインを出すことも時に有効です。
  出し過ぎと感じたら巻けばいいだけですしね。一度お試し下さいませ。
  糸を出さないで竿を水面に突っ込んで合わせるのも良いですが、食わせ幅が足らずに
  重りが底を突いてしまいエサを離されることが私がマゴチ釣りを始めた時にかなりありました。

 ・外道の見分け方について
  マゴチのアタリと外道のアタリの見分け方ですが、ヒラメの場合は余り区別がつきません。
  釣り上げたらヒラメだったという感じですが、巻き上げの途中に水抵抗が大きく感じられます。
  イカの場合はサイマキだと背中の真ん中をかじり、抱きつく様にサイマキの神経を
  殺しにかかります。グンとアタリがありますが、ゴッゴッというマゴチの本アタリには変化しま
  せん。最初は、マゴチと見分けにくいですがぴゅーとエサを抱いて逃げようとします。
  シリヤケイカとスミイカのアタリの出方の違いですが
  スミイカの方が若干上品な気もします。シリヤケは意外と貪欲にエサに抱き着き
  稀にグングンとマゴチの本アタリに似た動きを見せることがありますね。いずれにせよ、
  ゆっくり巻いてあげるとイカは釣り上げることが出来るケースもありますので、重りが見えたら
  止めて タモをイカの 逃げる方向に向かってスッといれて掬い上げます。
  コツはイカの姿が水面まであがってきてからタモを入れること。
  姿が見える前にタモを入れるとイカはすぐに逃げ出してしまいます。
  スミイカは頭の角があるので船長の許可があれば船側面に当てて叩き折ると良いかも。
  また、海水の入ったバケツに間違えていれようものならずっと墨を吐き続けて大参事になりますので
  注意してください。スミイカの墨はなかなか取れません。
  また、フグの場合は頭だけ残して、ガガッというあたりがありますが口が小さいので
  あまり針にかかりません。釣れたらラッキー程度です。
  エイ・サメも良くかかる外道ですがこれは釣っても仕方が無いし凄いパワーで
  持って行かれるために出来たら巻き上げて、重りから下の部分で糸を切ります。
  下手に手でラインなどを素手で持つと大けがをするので注意。無理しない。

  ・また、根かかりした際は竿のクラッチを切りラインをタオルなどで掴み、思い切り
  引き抜きます。その際 周りの人に注意してくださいね。
  よく竿の力で引き抜こうとする人がいますが、竿を折ってしまう可能性が
  あるのでやめた方が良いです。
  他にはスズキやタイなども稀に外道としてかかることがあります。
  抜き上げるのは余程小さくない限り無理なのでタモですくってもらいましょう。
  あとは、タコやホウボウなども釣れますね。極々稀にうみへびが釣れることがありますが
  猛毒があることが殆どなので、アナゴと間違えて船の上に絶対引き抜かないで
  ラインごと切ってしまいましょう。

 以上、実釣編でした。次はその他番外編となる予定です。お楽しみに!
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2016年02月03日

東京湾 マゴチ釣り 釣り方 道具編

・では、いよいよ道具編に入ります。
 マゴチの仕掛けはいたってシンプル、これ以上ないのでは無いかと思うくらいです。
 竿・リール・糸・重り・針だけ。そうは言っても、マゴチを釣るには有利な道具があるので
 紹介していきたいと思います。

・竿編
 マゴチ釣りに適した竿の条件として
 1:アタリに対して反応が見て感じ取れる穂先の柔らかいもの。
   出来れば、目で分かる様に穂先ガイド部分はオレンジ色などに着色してあるもの。
   2本竿の場合は手持ち竿は手感度、置き竿は目感度で釣ることが多いです。
   両手で手持ちくるくるする場合もありますが・・・
 2:マゴチのパワーをいなすことが出来る胴の強さがあること。
 3:軽いこと、一日もしくは半日ずっと手で持っていることが多いので
  重たい竿だとかなりしんどいです。
 4:竿の長さとしては1.5m以上。手持ちなら2.1mがお勧め。喰いこみ考えると2.4m。
  当然ながら長ければ、その分重たくなります。 2本竿なら3m程度のものでも良いと
  思います。違う範囲を探れますので。お勧めは2.1mと2.7mの組合せ。
  両手持ちなら2.1m 2本かなぁ。
 5:重り15号に対応していること、出来たら20号まで対応。
 胴のしっかりしたキス竿などでも代用できますが、出来ればマゴチ専用竿が欲しいところです。
 最初の1本としてなら、ダイワのマゴチX210などは新品でも1万円程度で安くて軽くてお勧めです。
 その後もマゴチ釣りを続けるようなら、オークションやベリーネットなどをこまめに調べて
 幻波マゴチか2代目にあたる幻波 コチ・スズキを購入してみてはいかがでしょうか?
 特に初代の幻波はカラーも模様も渋くて見た目もとてもカッコいいです。
 船宿の常連さんの幻波率はかなり高いです、しかし、現在新品は売っていません。
 私は偶然ベリーネットでBランクとして幻波が5000円で売っているのを見つけて
 速攻でポチって手に入れました。Bランクと書かれていしたが、かなり状態よくラッキーでしたね。

・リール編
 基本的に投げないので小型の両軸リールが良いと思います。
 真下に投入して巻き上げる縦の動きが多い釣りなので、スピニングより両軸が良いです。
 スピニングが絶対ダメというわけではありませんが、(私も最初スピニングで釣っていました)
 タナ取りがやりにくいです。あと、一日手で持って釣るのでなるべく軽量なものを使いたいです。
 ドラグはキッチリと締めておきましょう。ブレーキ調整も忘れずに締めすぎず、緩め過ぎず。
 家で事前に15号の重りを付けて調整しておくのも良いかも。
 あと、リールが1巻で何センチ巻けるのか、キッチリ測っておくと棚調整の際に目安が付けやすいです。
 壊れやすいと聞きますが、スマック機能が付いているものを使っている人も良くみかけます。
 頻繁にタナ取りするので置き竿に付けると使い勝手が良い様にも見えます。
 今度買ってみようかな?
 使用後は、基本的に水洗いしてドラグは緩めて保管します。

・道糸編
 PEラインの1.5号〜2号で良いと思います。余り太いと潮の流れの影響を受けやすいので
 ハリスとのバランスも考えるとそのくらいの太さが良い気がします。
 あと、棚取りを頻繁に行うのでメーターマーク(mごとに色分け)の付いたものが良いです。
 見た目でどれくらい棚を上げているか分かりやすくなります。
 潮の流れが速いときには、細めの方が良いでしょう。しかし私はPE1号でかなりの大物がかかった際に
 道糸を切られて悔しい思いをしたことがあります。巧い人ならあげられたのかもしれませんけどね。
 1.5号以上だと大きなサメ以外なら上がってくると思います。
 ナイロン糸などは感度が落ちるし、アワセにくいのでお勧めできません。
 PEラインでも使い続けると傷が入る場合があるので、定期的に数m分 切ると良いのかも?
 
 ・重り編
 重りは三日月おもりの15号が基本です。天秤は糸が絡むのとアタリが取りにくいので
 おすすめしません。余程潮が速いときは20号ですが、私は一度も使ったことがありません。
 一応用意はしていますが、15号で困ったことは無いですね。
 三日月重りもへらべったいものが、糸が絡まないので良いです、細長いのは余り良くない。
 サンスイという釣り具屋さんに売っています。他の釣り具屋さんでもかなり近いものが
 たまに売っていますが、ちょっと丸っこいのですよね。

・針編
 これはエサ編の際に書きましたが補足すると、状況により使い分けをするので
 数種類用意しておいた方が良いです。市販の仕掛けでも釣れますが、出来れば
 自分で針にハリスを巻いて自分オリジナルの仕掛けを作った方が楽しいです。
 針とハリスは基本は外掛け結びにします。慣れたら1本結ぶのに15秒くらいで
 出来るのではないしょうか、揺れている船上で作業するより自宅などで
 事前に数種類つくっていった方が良いと思います。
 つくった仕掛けはフロロカーボンのハリスを使うので、クセが付きにくいスプールシート
 (丸い形のシートに切り込みというかフックみたいなのが付いているもの)に巻き付けます。
 その際に糸側を持って巻きつけるのではなく、シートを持ってくるくる回転させてひっかけていきます。
 どの針を使って何メートルのハリスにしたのか、シートに油性マジックで書いておくと
 使い分ける際に分かり易いです。
 実釣の際にはシートから取り出した後、クセを取る為に三日月重りの三角のフックに
 針をひっかけてピンと引き伸ばし出来るだけ真っ直ぐにして巻きクセを取ります。

 では、どの様な種類の仕掛けを準備したら良いかと言うと
 使うエサの種類により変わってきますが
 ・サイマキ餌使用時
  1mハリス・・・ヒューズ10回巻(潮の無いときにはこれを使用)
  1.2mハリス・・・ヒューズ10回巻(潮の加減で使うかも?程度?)
  1.5mハリス・・・ヒューズ10回巻(基本はこれを使用)
  1.7mハリス・・・ヒューズ10回巻(潮が早くて仕方が無い時)
  長めのハリスを詰めて使っても良いですが、限られた時間の中での釣行なので
  出来たら予め準備をしておきたいところです。ヒューズは状況により取ればいいだけなので
  一応巻いておきます。付ける方が手間なので。
  潮の加減でヒューズの重さを調整します。

 ・ハゼ餌使用時
  1.2mハリス・・・夜光玉3号付(ある程度大きなエサのとき使用:ヒネハゼなど)
  1.5mハリス・・・夜光玉3号付(ある程度大きなエサのとき使用:ヒネハゼなど)
  1.2mハリス
  1.5mハリス(基本はこれを使用)
  1.7mハリス
 それぞれチヌ針5号と6号の2種類にて。秋以降のシーズンならハゼも大きくなるので7号も。
 大きい針の方が針かかりが良いですが重たくなります。
 孫針は活性が非常に高い時には有効かもしれませんが、アタリが減るそうです。
 また、2重にチモト部分にハリスをしているとこれも、アタリは減るそうです。
 とにかく、自然にエサが自由に動ける様にしていくのがアタリを出すのに有利だと思います。

 ・特にハゼ餌の場合や2本竿で釣行する際には多めに仕掛けを準備しておきましょう。
 ハゼ餌の場合はエサが弱りやすいので、仕掛けを2本用意して選手交代をこまめに
 しながら釣っていきます。意外と休ませるとハゼは元気になるものです。
 ハリスを手で持った際にハゼがピチピチと体を動かしているものでないとアタリは激減します。
 自分から底に走り込みするくらい元気なハゼがベストですね。
 流し変えの際に同じバケツに2本ハリスを入れておくと絡まることがあるので注意してください。
 手でどちらかを持っているか、バケツか桶を2個用意して分けて置いておきたいところです。
 同じ桶に入れておくとハリスが桶の中でおまつりすることがあります。ポンプのホースに
 ハリスが絡まることもハゼが元気な場合ありますね。

 サイマキに関しては、流し替えの際にバケツに入れて犬の散歩をするように
 ハリスを持って少しも持ち上げた際にくるくると足を動かしながらバケツの中でサイマキが
 泳いでいるか確認してください。ハゼも元気に泳いでいるか確認が必要です。
 身体が横になってしまうようなら付け替えて下さい。
 思っている以上に、エサの力は大きいです。釣れる人は、釣る→頻繁に新鮮な餌にする
 →余計釣れるという幸せスパイラルにいるのです。

・仕掛けの替え時の見分け方
 アタリがあった後、釣り上げた後ですがチモトのあたりがざらざらしていないか?
 針先を親指の爪の上に載せた際に滑らないか?確認してみましょう。
 マゴチの口は触ると分かるのですが、やすりの様にざらざらしていますので
 一度咥えられたハリスは口のやすりでこすられて切れやすくなります。
 そのまま使い続けると、折角釣りあげられるマゴチがプチンとハリス切れを起こして
 さようなら、という悲しい結果を引き起こすのです。
 また、針先が甘くなるとマゴチの硬い口を貫通させにくくなり口中で針がひっかからずに
 滑ってすっぽ抜けます。
 
・一度使った仕掛けを次回の釣行時に使えるのか?
 基本は一度使った仕掛けは針も含めて捨てます。新品の仕掛けにて毎回釣行にあたります。
 中古を使って多少の錆のせいでダメだったとか、使えなかったとか、となると高いお金を 
 支払い乗っている船で悲しい思いをすることになる場合があると思います。
 折角楽しむなら、気持ちよく新品で楽しみたいと私は考えます。

・その他 道具編
 その他必須の道具としては
  ・PEラインが切れるはさみ
  ・針外し用のペンチ
  ・ぶくぶく空気送りポンプ・ホース(替えの電池も念のため持参)
  ・タオル(マゴチを掴むさいに使用:ボロボロのやつで充分)
   マゴチはエラのところに鋭い針状のトゲがあるので、うっかりやられるとマジで流血します。
  ・自分の汗拭き用タオル 数枚
  ・ライフジャケット(船宿で借りるという手もあります)
   
・あると便利なものとしては
 ・帽子
 ・酔い止め薬(船に乗る30分前に飲むタイプが多い様です 個人的にはアネロンがおススメ)
 ・雨カッパ(アワセにくくなるのである程度大き目が良いかも?寒い際には防寒にも使えます)
 ・日焼け止め(夏場はあるとその日のシャワーを浴びた際にひゃーってならない)
 ・カイロ(冬場は必須)
 ・サングラス(まあ、お好みで)
 ・絆創膏(誤って針やマゴチのエラのトゲで怪我したさいなどに使用)
 ・エサを入れたバケツに直射日光が当たらないようにするタオル(ある意味必須?)
 ・エサをすくう網(バケツに引っ掛けられるように柄のところをU字に曲げる、これもある意味必須?)
 ・外道のスミイカ等を持って帰る際のジップ付のビニール袋(スミイカならタッパーも便利です)
 ・水温計(エサを入れた水の温度管理に使用)使っている人は殆ど見かけませんが・・・
 ・凍らせたペットボトル(エサバケツに投入して水温を下げる際に使用)真夏なら2〜3本は必要。
 ・時計(海水に濡れても良いもの)
 ・エサ購入時の小銭入れ(ポケットが無い服を着る場合)
 ・ナイフ(マゴチを〆る際に使用)マゴチの背骨を切れる硬さ・太さのもので
 ・予備のリールと竿 途中故障したり折れると悲惨です。最悪貸し竿を貸してもらう?
 ・結束バンドの太目かつ長めのもの+何か自分の目印になるリボンなど(自分の釣ったマゴチが
  どれなのか生簀に入れる際に必要になります。取付位置はマゴチの下側の口の
  端側の柔らかいところにはさみなどで穴をあけ通して止めます。
  安全ピンだとつまんで生簀に持っていこうとするとマゴチが暴れた際に安全ピンが曲がり外れて危険。
  外道?のヒラメが釣れた際にはヒラメは歯が鋭いので結束バンドがある程度長くないと
  口の近くでとめなければならずに手を切ります)
 ・神経〆用の針金、使い捨てなら100均の針金を真っ直ぐにして差し込み
 ・他に各自必要な薬(船が出たら少なくても数時間は沖に上がれません)
 ・クーラーボックス(これは必須アイテムに入れた方が良かったか?)
 ・保冷剤・氷
 ・お菓子(小腹が空いた際に食べます:私はチップスターとガルボチョコがお気に入り)
 ・カップラーメンやおにぎりなど(一日船では必要と思います)
 ・着替え用の服・ズボン(意外と汐をかぶります)
 ・ウェットタオル
 ・メジャービニール布製 ハリスの長さや魚の大きさを測るさいに便利

・道具ではないが必須なもの
 ・スポーツドリンク 2L
 ・水 2L(スポーツドリンクの他に水も)
  暑い時期での釣行が多いマゴチですので、ドリンクが無いと死にます。
  一日船に乗って途中寄港しないとなると本当に悲惨。誰かに分けてもらうしかないです。

 以上、道具編でした。では次はいよいよ実調編に入ります。お楽しみに! いつも応援ありがとうございます!拍手頂けるとヤル気が出ます♪ web拍手 by FC2
posted by もっち- at 23:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京湾 マゴチ釣り 釣り方 エサ編

最近 アニメと同じくらいにハマっているマゴチ釣りについて書いていきたいと思います。
(エサ編・道具編・アワセ編・その他と大きく4つのカテゴリーに分けて記事を書いていきますね)
おいおい、折角 数年ぶりにブログに記事をアップしたらアニメ感想ではなく
マゴチかよ!マゴチって何だよ!と思われる方もいるかもしれませんが
そんな貴方も思わずマゴチ釣りって良いかも・・・と思われる様な記事にしたいと思っています。
では、しばらくお付き合い頂けたら幸いにございます。

内容に関しては
マゴチ釣りのベテランさんにとっては知っていることばかりかもしれませんし
私の数少ない経験から書いているので間違った内容もあるかもしれません。
その際はコメント等で教えて貰えたら、修正・訂正していきます。

今回は活きエサでの釣り方のみを書かせてもらいますね。実はルアーで釣った事ありませんので。
(東京湾でもルアーでマゴチ釣りを楽しんでいる方もいるようですし
 最近では鹿島港などでテンヤでのルアー釣りなども流行っているようですね)
大貫、第一、第二海堡、富岡、本牧、横浜、羽田沖での釣り場でのお話しが主になります。

◎エサ編

・マゴチ釣りにおいて、活餌の重要性は思っているより重いものであります。
 腕は多少劣っても餌の力を借りることにより、大きく釣果は変わってくるものと思います。
 マゴチ釣りに使う活餌の種類としては「ハゼ」「サイマキ」の2種類が主なものとなります。
 ハゼは皆さんご存知のあの魚のハゼです。サイマキは活き車海老の小さいヤツですね。
 ザリガニでも釣れるなど聞いたことがありますが、私は実際に使っている人を見たことが
 ありません。一度やってみようかな?
 そういえば、黒川本家という船宿が公開しているマゴチの捕食映像をみますと
 すぐ前にサイマキがあっても死んで動かないものには全く反応しないシーンがありました。
 とにかく、ピチピチで元気が良いものをマゴチの近くに持っていきアピールすることが
 大事なことが分かります。
 
 それでは、それぞれの代表的な餌について触れて行きたいと思います。

1:ハゼについて
 ハゼエサについては自分で釣るのが一番だと思います。船で買うと1匹100円くらいしますし
 何より自分で釣ったハゼがわらしべ長者の様にマゴチに変わるのは楽しいし嬉しい。
 釣りたてピチピチのハゼをエサにした方が絶対にアタリは出せると思います。
 ハゼ釣りも専門に釣りをする方が沢山いるくらいに奥深く楽しい釣りです。
 
 マゴチ釣りの釣行前に、10cmくらいの大きさのマハゼを沢山釣っておきましょう。
 目安としては1本竿で半日船なら最低10匹、出来れば20匹確保してきたいものです。
 2本竿ならその2倍の量を持ち込みたいところです。1日船なら更に倍。
 バケツから飛び出るくらいの元気なハゼを使うことで、マゴチにアピールしていくのです。
 基本的にマゴチは海底にベタッと横たわっている魚です。高く泳いで自分から餌を探しに
 いくことは余りないです。良く言われているのはせいぜいマゴチが海底にいるとして
 50cmが限界の捕食範囲らしく、出来たらマゴチの頭上10cm〜20cmあたりに餌を落として
 犬のリードを引いていくイメージで棚を意識します。頭上で動くエサにマゴチは喰い付きます。
 多くの魚は上から落ちてくるエサに対してリアクションすることが多いです。

 ハゼと一言に言っても色々なハゼが存在しますが、色の黒いダボハゼはマゴチの喰いが
 悪いので使わない方が無難です。
 色の茶色いマハゼを使いましょう、ヒネハゼという年越した大きなハゼを使うと
 時折すぐにアタリが出ます、体が大きい分だけアピール力が違うのでしょう。
 ヒネハゼを使うと大きなサイズのマゴチが釣れることが多い様です。
 あとで、合わせ編の時に再度触れますがヒネハゼの場合は餌が大きい分なかなか
 喰いこまないことも多いです。また、外道?のヒラメを狙う際に大き目のハゼを使って
 棚を高めにしていくと良い結果が出る場合があります。

 では、釣ったハゼの保管方法について書いていきます。
 折角釣ったハゼが弱ってしまっては元も子もありません。
 ハゼは汽水域と言われる完全な塩水ではなく淡水と海水の混じり合った場所に生息する
 ことが多い魚です。釣った場所の水を持って帰れたらそれにハゼを入れておきます。
 しかし、水が濁るとハゼは死ぬのと、ヌルを吐き出すので自宅に持って帰ってから
 人工海水を作り、水を入れ替えてそこにハゼを入れます。
 釣ったハゼを家で一時保管する際には塩を入れ過ぎないように
 した方が元気だと思います。また、カルキがあるので、ちょっと勿体無い気もしますが
 ミネラルウォーターの軟水を使うと良い気がします。まあ、数日なら水道水に荒塩を
 入れておけば生きていることも多いですけどね。
 基本は釣った場所の水温と同じ位の温度の水を入れましょう。
 水温の確認方法ですが、水温計を使う方法と自分の手の感覚で確認する方法があります。
 結構アバウトでも良い気もしますが、お好きな方で。今まで死んだことないので意外と丈夫?
 あと重要なのが、ぶくぶくポンプを使用して酸素を送り続けること。
 乾電池式のものだと途中で電池切れを起こすとハゼが死んでしまうので、電源コード付のものを
 お勧めします。あとポンプはペットショップ等で販売している濾過フィルター付のものを購入して
 水が濁らない様にすると良いと思います。
 また、温度管理の為に出来ればトロ箱と呼ばれる発泡スチロールの容器に入れて
 ハゼを保管したいところです。温度が上がるとハゼが弱ってしまうので場合により
 小さなブロック氷を入れるのも良いかと思います。室内で温度管理出来るならバケツも可。
 元気の良いハゼはふたの隙間から飛び出ますので、先程説明したぶくぶくポンプの
 ホースが入る位の穴をトロ箱に開けてそこからホースを差し込むのが良いと思います。
 バケツで保管する場合はハゼの飛び出しに注意しましょう。
 アルミホイルを3重くらいにしてホースを入れる穴を開けておくのもハゼ釣りの翌日に
 マゴチ釣りにいくのなら良いと思います。その場合夜中ずっとバチバチとアルミホイルを
 ハゼが叩き音がするので家族から嫌がられることもありますけどね。
 家から船宿への移動中も空気を送り続け、温度管理に気を付けましょう。
 その際は電池式のポンプを使う様にします。
 船宿についたらすぐに船の備品のバケツなどにハゼを入れることになると思いますが
 その際タオルなどで直射日光が当たらない様にして水温が上がらない様に気を付けます。
 ハゼの飛び出し防止の役目にもなりますしね。
 私は、ペットボトルに水を入れて凍らせたものを水温が上がってきたと感じたら
 バケツに投入して温度管理をしています。その際に1本くらいまでにした方が良いです。
 急激に水温を下げると逆にハゼが弱ってしまいます。
 こまめに水を入れ替えるのも手ですが、限られた釣行時間。
 あまりに頻繁に行うと時間がもったいない気もします。
 あと危険なので水を入れ替えるのは必ず完全に船が停止してからにしてください。

・サイマキ餌について
 サイマキについては、築地などでも販売をしている様ですが量が多いので
 個人で購入するにはお値段も高いので船宿で購入した方が良い気がします。
 グループで使うなら箱買いしても良いかもしれません。
 あと箱買いで購入したサイマキが全部が全部活きているということは無い様です。
 運が悪いと半分死んでるということもあるそうですね。
 こちらも船上で購入すると1匹100円程度で販売しています。
 車海老ですので、ハゼが1匹100円に比べるとなんだか納得できる金額です。
 使わなかったサイマキは持って帰って揚げて食べてもおいしいですしね。
 サイマキ餌もハゼ同様にバケツに海水を汲み、温度が上がらないように管理しましょう。

・ザリガニ餌など他の活餌について
 ザリガニでも釣れると聞いたことがありますが、私は経験がありません。
 ペットショップなどでまれに小さいザリガニが安く売っていますので、今度試してみようかな?
 是非、このあたりは情報持っている方がいれば教えてくださいね!

◎餌の付け方について
 ・ハゼ編
  ハゼに関しては簡単です。上あごに針をひっかけて通すだけ。口手前に針を通します。
  意外と目のあたりに刺してしまうことがあるので注意しましょう!
  (たまに口を縫う感じで下あごから針を通してしまう人を見かけますが、それだと
  ハゼが口をパクパク出来ずにすぐに弱ってしまう様です)
  出来るだけ体の中心に針を通すイメージで、ハゼが自然に泳げる様にすると良いです。
  また、ハゼ餌を付ける際には一度手を水で濡らしておきましょう。
  その後、必ず掬いネットを使ってハゼをすくって、頭のあたりを押えて素早く針を通します。
  出来るだけ体の部分は触らない様にしたいものです。
  冷たい水の中にいるハゼにとって、人間の体温は火傷する様な熱さに感じるのではと
  思います。(私はハゼでは無いので実際には分かりませんが・・・)
  針に関してはハゼの大きさが小さければチヌ針5号、少し大きめならチヌ針6号・7号を使います。
  市販で売っている仕掛けのほとんどは丸せいご針ですが、少し大きくて重たいので
  ハゼが自由に泳ぎにくくアタリが出にくいという欠点があります。
  また、孫針が付いているものが市販されていますが、アタリが出にくい様に思います。
  チヌ針と比べると強度的には丸せいご針かもしれませんが、
  釣ろうにもアタリが無ければ始まらないので 私はチヌ針を使用しています。
  チヌ針はひねりも入りフッキングしやすいとも感じています。
  あと、海津針も良い様です。海津針は小さな釣り具屋で売っていないのことが多い気がします。
  海津針は根がかりしにくいと常連さんは言っていましたがお好みで。
  針は基本は太軸のものが良いと思っています。
  あとハリスですが、5号のフロロカーボンを使用します。大物が心配なら6号を使用。
  ハゼが自由に泳げるように出来るだけ柔らかくて強いものを使いたいところです。
  私はシーガーと言うメーカーの最高級品を使用しています。ちょっと高いですが
  数千円の違いで60mくらい巻いてあるので無茶苦茶高価でもないと私は感じています。

・サイマキ餌編
  サイマキの針の付け方は初心者には結構難しいものがありますが、
  一度覚えてしまえばそれほど凄いことをしている訳では無いで安心下さい。
  コツとしては、針とサイマキを垂直にし、Lの字を意識して針を通し押し出す様に
  サイマキと針の角度が自然になる様に針を付けます。文章で説明するのは少し難しいなー。
  針の付け方ですが まず、サイマキの目の前側あたりでツノを折ります。
  それから、サイマキを裏にひっくりかえしてサイマキの口から針を上に引き上げる様に刺し込みます。
  口の位置が分からなかったら、息を強めに吹きかけるとモシャモシャする
  所があるのでそこが口です。慣れたらすぐに口の位置が分かる様になりますよ。
  針を口に刺したらその状態で、引き抜かないでもう一度そっとひっくりかえして背を上にし
  サイマキの体の中の針の位置をうっすらと確認して前側に少し押し出す様にして
  脳みそ(うっすら見える黒い部分)に針が触れない様に注意しながらサイマキの頭のケンの所から
  0.5mm〜1mm程度針を出します。
  この際にサイマキが暴れることが多いので、しっかり押さえましょう。
  針を刺して10秒くらい、サイマキの動きが止まることが多いですが
  針付けが成功したら、その後急に足をもしゃもしゃしながら泳ぎだします。
  時間が経っても、まったく動かない様なら脳天に針を刺してしまった可能性が
  高いので、勿体ないですが晩御飯のおかずにするとして別のサイマキで再チャレンジ
  してみてください。YOUTUBEなどでサイマキの針の付け方が公開されて 
  いますが、見るのと実際にやってみるのではかなり違うので最初のうちは
  すぐに弱ってしまったりすることも多いと思います。
  しかし、数をこなせばかなり長い間サイマキは元気に泳いでくれる様になりますよ。
  サイマキの良いところは、ハゼと比較して身体が大き目なのでマゴチに対して
  アピール度が高いところとハゼより喰いこみが早いところ。
  悪いところは、フグやイカなどの外道がかかりやすい気がする点、針の付け方が
  難しい点、水温が上がるとすぐに弱ってしまう点などが挙げられます。
  大きなマゴチを狙うなら個人的にはエビの方が有利かな、と感じますよ。
  針はスズキ針の17号、18号のひねりの入ったものにシンカーという
  ヒューズを巻きます。シンカーとは0.8mmくらいの糸状の重りです。
  見た目はハンダコテ付けでつかう半田の様な商品です。
  ちょっと大き目の釣具屋さんに行かないとシンカーは売っていない場合が多いですね。
  ヒューズを巻く位置ですが、ちもとに巻いている人が多いですが(市販の針もチモト巻)
  私は針のカーブしている部分に巻き付けます。ちもとに巻くとエビが前傾に
  なると思うので、カーブの部分に巻いた方が自然にサイマキが泳ぐのではないかと
  感じています。マゴチ専用針も販売していますが、ひねりが無いので
  私はスズキ針の方がフッキングしやすいのでお勧めです。
  ハリスはハゼと同様に5号、もしくは6号。やはり、柔らかくて強いハリスが
  良いと思います。

 以上、マゴチ釣り 釣り方 エサ編でした。 続きまして道具編もお楽しみに! いつも応援ありがとうございます!拍手頂けるとヤル気が出ます♪ web拍手 by FC2
posted by もっち- at 23:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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