いるけど行動に移せない それは何故なんでしょうか？
変われない原因があるはずです。
人は行動する際に 必ずなにか理由があるからその行動をする
はずです。
その理由とは何か？ 少し考えてみて下さい。
行動理由は「快楽」と「苦痛」が主な判断基準となることを
憶えておきましょう。（ここポイントです、試験に出ます）
苦痛から逃れ 快楽を手に入れようとするのが人間の基本的な
行動です。
冒頭に述べた 変わりたいのに変われないのは
変わらない方が楽だから、今のままのほうが楽だからです。
変わらない苦痛より 現状維持のままの快楽の方が勝っている状態。
しかし、ガマンの限界、絶対に変わると決めた瞬間に
変わらないことが苦痛で我慢出来なくなる。
快楽が苦痛にすり替わります。一瞬で変わるのです。
人間は常に快楽と苦痛が綱引きをしている状態です。
どちらが勝つか？行動するだけの価値があるかの
判断をこの綱引きで決めています。
なにを快楽とするか？何を苦痛とするか？は 個々人により
違うことも分かると思います。
それは いままでの様々な経験が苦痛の側にあるのか？
快楽の側にあるのか？で変わります。
イチゴを最初に食べた時に たまたま腐ったものを
食べてしまったら イチゴ＝苦痛 と心にインプットされます。
かなり幼い時期にこの基準が出来ていくことが多いので
自分でもどうしてこんな行動をするのか？良く分からないという
人も多いかもしれません。
しかし、その基準は変えようと思えば変えることが可能です。
自分にとって望ましいことは 大げさに喜びましょう。
逆に望ましくない行動をしてしまったときには 思い切り自己嫌悪。
その時の感情を大事にする。
やめたい行動を「苦痛」と結びつけて
望ましい行動を「快楽」と結びつける。
人は感情の生き物と言われるのも こんな行動原則が
あるからです。
頭で行動しているようでいて 実際は思考に結びついた感情で
行動していることが分かると思います。
また、大きな目標・夢というのは 一時的な苦痛の先に
あることが多い。
目先の苦痛・快楽にとらわれて 大局的な判断を見失って
しまう、それを克服するには 小さな成功体験を
積みかさねて 一時的な困難をクリアして手に入れた快楽は
素晴らしいと心にインプットしていくことです。
前回の記事と綱引き繋がりで書いてみました。
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