とある科学の超電磁砲 第16話 『学園都市』 感想

眼鏡巨乳ハラショー！また、書いてしまった。
神回であった、凄い・・・ただ感動である。
暫く　言葉も無く　余韻を味わっていた。

いつも黒子の発言には驚かされる、余程特別な教育を受けているのか
中学生であの達観した発言、自然にあの台詞が出てくるのならば
物事に対して多角的に深く考えるクセが出来ているのでしょう。
正直　私よりも大人な考えをしているな、と思う場面も
あります。

それに対して　美琴は実に真っ直ぐな中学生らしい姿を
我々の前に表してくれます。
やはり　美琴は固法先輩のことが大好きなんですね。
固法先輩にはこうあって欲しい、という真っ直ぐな想いを
ぶつけてきてくれます。
どうでも良い人に対しては別にその人の過去も未来も現在も
興味がありませんもの。好きの反対語は無関心。
年上の人間に対しても　自分の素直な気持ちを
はっきりと伝えることが出来る、これは凄いことじゃないでしょうか
貴方のここは　間違っていると思います、実際に面と向かって
はっきり言える人は余程のおバカさんか、余程その人のことを
想っている人だけじゃないでしょうか。
こういう人間は私は凄く信頼出来ます。
大人になるにつれ　この人は本当は何を考えているんだろう、
本心と違うことを言っているなーと感じる場面が増えていきます。
必ず極言規諫（きかん）すべし、人欲自照、必須明鏡。
主欲知過、必藉忠臣。
私の好きな本、貞観政要に書いてある言葉です。
自分の姿を映しだそうとすれば、必ず鏡を使わなければならない。
自らの過ちを知ろうとすれば　必ず忠臣の諫言によらなければ
ならない。忠言は耳に逆らいて行いに利あり。

さて　美琴は　今回　固法先輩の姿や黒妻の姿、佐天・黒子の
意見を通して　この様な生き方・意見もあるのだと理解し
成長していきました。
ビックスパーダーでのアジトでの闘いの場面では
固法先輩の生き方・考えを尊重し黒子を止めるという場面も
ありましたね。
過去は過去　今は今　言葉にすれば簡単なことですが
実際にはそう簡単に割り切れるものではありません。
固法先輩は　ビックスパーダーの一員だった過去の姿で
黒妻の前に立とうとしますが　美琴はジャッジメントの腕章を
固法先輩に付けさせます。
これは固法先輩の過去を認めた上で今の自分に自信を持って欲しい、
あなたが　ありのままの姿で居る事が出来る場所はここにも
あるんだよ、ということを伝えたかったんですね。

ルームメイトが渡そうとして拒んだ腕章を素直に付けたのも
そんな美琴の想いを聡い固法先輩は感じたんでしょう。
そこには　美琴に対する深い信頼があったんでしょうね。

また　黒妻と固法先輩の笑いあうシーンには感動しました。
わざわざ　黒妻が胸の大きさの話をしたのも　
過去の固法先輩と現在の固法先輩は違うけど　
ムサシノ牛乳という過去から現在までお互いに飲み続けて
いるものがあり　あの頃のレールの上にお互いが立っていると
感じ　心が通じたことを表現した　良い演出だったと思います。

いつも応援ありがとうございます♪


にほんブログ村

人気blogランキングへ

FC2 Blog Ranking　

サラリーマン　オタク　日記　ＴＯＰへ

いつも応援ありがとうございます！拍手頂けるとヤル気が出ます♪