映画館を出てフラフラと歩きながら 世界がもう終わるのでは
ないかと思い泣きそうになった。
世界を自分にとって都合の良い世界に変えたいと思ったことは
誰しもあるのではないでしょうか?
しかし、そんな願望は脆くも現実に打ち砕かれて
結局世界を変えれないなら、自分を変えることしか出来ない
絶望感に苛まれた幼い頃の自分を思い出した。
ここ最近 映画を観に行くと言えばアニメばかり・・・
妻にいい歳してと言われながらも 観たいものはどうしても
観たい、すまない、と心で思いながら家を出た。
大阪で上映している映画館は2館のみ、難波と梅田。
迷った、どちらに行くか?難波は問い合わせると20時からの回しか
もうチケットが取れないとのこと。
終了時間を考える 明日は朝早くから三重県に打ち合わせに
行く用事がある、実にサラリーマン的な考えで梅田に決めた。
閉鎖空間の入り口でもある梅田駅、オタク的な考えも入り混じる。
18時15分からの回のチケットを購入したが 今は16時。
2時間もある、ちょうど良い。会社が近いので少し仕事をしよう。
放映30分前には会社を出ようと決め仕事を始めたが
なぜかさくさくと仕事がはかどる。
時間きっちりに仕事を終えて 映画館へ歩く。
今日は風は無いなー、なんてことを思いながら
歩いていると 結構早く映画館に着いた。
ここの映画館は7階にあるが エレベーターで上に上がるよりも
エスカレーターで上にあがる方が精神的に良い。
来るエレベーター、来るエレベーター、全て一杯の人なのである。
喉が渇いたと思い 映画館といえばポップコーンとコーラ。
しかも ポップコーンはキャラメル味でないと駄目だ。
毎度毎度 レギュラーサイズが何でこんなに大きいんだと
溜息が出るが まったく学習しない私。
2時間40分という放映時間を考えると
昔観た映画ロードオブザリングも確か同じ位長かった気がする、
あの時は少し辛かったなんてことを思って席に着くと
どこからか ドラえもんと涼宮ハルヒってどっちが強いの?
という声が聞こえる、そりゃ涼宮ハルヒじゃないのだろうか
世界を自分の思うままに変える能力があるんだから・・・
いや、しかしドラえもんも案外それに対抗する秘密兵器を
持っていた様な気もするしと私の頭の中でハルヒ派とドラえもん派の
私が議論を戦わせ始めたところで 映画シャーロックホームズや
ディズニー映画の予告、銀魂の予告、カードゲームの広告が
始まる、長い、なんでこんな映画の予告を見なければならないのだ。
無料のTV放送での広告は仕方ないとしても 今私は1800円を
払い 涼宮ハルヒを観に この席に座っている。
ならばCMを10分間何も言わずに観るからチケットを500円位に
してもらえないだろうか、なんて厭らしいことを考えつつも
シャーロックホームズって意外に面白そうじゃないの?と
迂闊にも思ってしまった。
さて前置きが非常に長くなってしまい申し訳ございません。
いよいよ 涼宮ハルヒの消失の感想に入りたいと思います。
詳しく内容に触れて感想を書こうと一瞬思いましたが
少しだけにしておきます。見ていない人もいるものね。
■まず オープニングが冒険でしょでしょ、ハルヒがラジオ体操の
様な動きをしたと思ったら 早く早くと腕をグルグル廻したり
可愛らしい動きをしていた。もうココで既に感動、何か1期を
見ていた2006年の自分を思い出しちゃいました。
あのころは 何か色々大変だったなー、と色んな事が
走馬灯の様に駆け巡りましたね。
■世界が一転して ハルヒの席に朝倉さん復活?
ここで それまでの谷口との会話が活きてくるとは意外。
薄着で平気だよー、と言っていたのが風邪引き谷口に。
クリスマスには予定があるとはしゃいでいたのが
そんな予定などある訳ないと真っ当な谷口に、本物はコッチだ。
解って貰えないキョン、大丈夫、私は君の味方だよ。
くるみに胸のほくろの話をするのはいきなり過ぎた?
くるみのグーパンチ炸裂、くるみもいつもと違う様子。
そして キター!長門。表情豊かな長門、もうこれだけで
この映画を観た価値はあったかも。
■しおりの謎
鍵を揃えよ、もうこれだけで答えが分かっちゃっいました。
もう少しひねったヒントだったらもっと面白くなったかも
と思いましたが 後々思うとこれはこれで良いヒントだったのかも。
■ハルヒ様の風格
進学校に通うハルヒ、その歩く様は風格が漂い
美少女という言葉が似合う、既に長門に心を捉われていたはずの
自分がハルヒの登場で一瞬心揺らいだ、自分は浮気性なのか?
すまん、長門。私は君の味方だよ。
■長門の実力
長門の手招き、こいこい。恋恋。
こんな力があったとは 知らなかった。凄いじゃないですか。
眼鏡から銃を作り出す、こんなことも出来るんですね。
袖を掴む長門、入部届けを返されて泣きそうになる長門、
萌死人が続出 こんなことも出来るんですね。
■エンディング
アカペラで長門が歌う自分の心情。泣けてくる。
ここで帰っちゃ駄目ですよ。
そして図書館のシーン、あれ?さわちゃん先生いた?
図書カードをつくってあげている男の子と嬉しそうな女の子。
微笑む長門、その時長門は何を想っていたのか?
・長門に感情移入し過ぎて鬱気味に。
これはキョン視点で感情移入した方が良い映画ですね。
また 1期・2期ともに全て見ておいた方がより楽しめると
思います。いきなりこの映画だけ観るのはお勧め出来ません。
いきなり 何の予備知識無しでこの映画を観に行こうとする人は
少ないでしょうけど・・・
ifもしも 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?という
ドラマを思い出しちゃいました。
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