読み始めました。
いままで、この作品は私がライトノベルに求めるハラハラドキドキ
手軽にさくっと読めるものとは違う気がして
なかなか食指が動かなかったのですが 今 1巻目の
「文学少女と死にたがりの道化」を読み終えて
それは只の偏見に過ぎなかったことに気付かされました。
いやー、面白いじゃないですか! そして文芸部って懐かしい響き。
私も高校時代 文芸部に入っていましたよ。
竹岡美穂さんのイラストも凄く透明感があって綺麗です。
文章もとても読みやすく 心が澄んでいく感触がありますね。
良い意味で 裏切られました。
太宰治の人間失格を軸に展開されるミステリー調のお話。
読み終わってみると実に緻密な計算で物語が構成されていたのが
分かりますね、2転3転するストーリー凄いです。
タイトルも読了後に改めてみると 成る程、言いえて妙だと感心。
登場人物は実に魅力的です、文字通り 食べちゃうくらい
本が好きな遠野先輩・元ベストセラー作家少年心葉くん。
琴吹さんもツンデレ気味で今後活躍してくれそうな予感。
遠野先輩は絶対に心葉くんが元ベストセラー作家ということに
気付いていますよね。
味が分かるんだから 毎日の様に書かれているおやつから
心葉が過去に書いたベストセラー本の味を感じとっていると
思われます。
また 屋上での事件での心葉くんの元美少女発言を
聞いていたはずの 好奇心の固まり遠野先輩がその後突っ込んで
こなかったのは心葉の正体を知っていたからかもしれませんね。
そういえば ビジネス書の売れ筋1位に 以前このブログでも
少し紹介した 「もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッガーの「マネジメント」を読んだら」 が選ばれていて
笑った。なぜ 今になって1位に?販売されてからだいぶ時間が
たっているけど。確かに良い本とは思いますが不思議です。
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