やはり これが言いたかったのか。
神の元、同じソラの元 響きあうヲトは
人種や文化を超えて。
私の思っていた最終話の展開と ほぼ同じでありました。
実は天使が登場して仲裁に入ると思っていましたが
それは 突拍子もないかな。
リオさんが替りに活躍してくれたしね。
戦わなくてもいいんだー、とヘルメットを投げるローマ軍。
そこにこの作品の言いたかったことが集約されていたと感じました。
同じ人間同士、響きあう物はあるはず。
人種・文化を超えて認め合えるもの、それは何なのだろう。
○何故、アメイジンググレイス?
神の元では みな同じ人間ということを表したかったのだろうか?
なぜこの曲に拘るのかが解りませんでしたが こうして最終話を
観てこの曲が選ばれた理由が理解出来た気がしました。
神様という概念は 殆ど全ての文化・人種に存在するものだと
思う、そして神様という尊いものに対しては人間は
ちっぽけなもの。
カナタは その事を伝えたかったんじゃないのだろうか?
アメイジンググレイス(大いなる恵み)、
それは神様が この世に生を与えてくれたこと。
その恵みを踏みにじるのは止めよう!
そんなカナタの心のヲトは蒼穹の元 響き渡ります。
前回アーイシャがこの曲を演奏してくれたことに大きな意味がある。
この曲は 両国にとって共通のものであると教えてくれましたね。
そしてこの曲を通して 人と人とが繋がりを持つことが
出来ました。
ずっとずっと 響きあいたい(Can you hear my precious note?)
ありふれてる言葉では伝えきれない 私たちのHarmony
正に カナタの特別なヲトでハーモニーが生まれましたね!
○そういふものにわたしはなりたい
奪った以上の命を救って下さい。
この言葉にハッとした、そんな考え方もあるんだ。
もう、ここで駄目 泣けて仕方が無い。
凄い、全てを包み込む様なその言葉。
ユミナ凄い、私もそんな考え方が出来る人間になりたい。
そして 自国の人間が甚大な被害を受けた死神の開発者に対して
それを許すというアーイシャの言葉。
それも 片言の言葉で 必死でノエルにその気持ちを
伝えようとしていました。更に泣けてきたよ。
(愛の使者ですよ貴方、それでアーイシャという名前だったのか)
死神を生み出してしまったのなら
それを打ち消す神を生み出せば良い。あなたなら なれるはず。
○カナタの柔軟性について
ローマ軍に伝わる 炎の乙女の伝説についてカナタは
今まで自分が聞いてきた伝説と違うにも関わらずに
あっさりとそれを受け入れました。
納得できた、と語るカナタ。そういう考えもあるんだと認めました。
今までの自分の考えを否定されればムキになる、その様な
人間が実は殆どだと思うんです。
自分の正当性を主張する、それが実は戦争のきっかけになるんじゃ
ないでしょうか?実際にはその土地を占領することで自国に
有利な展開にするとかの理由もあるとは思うのですが
戦争や争いの原因は詰まるところ 自己正当を押し付け
それに従わなければ 武力で分かって貰おうとする。
しかし そこには納得は生まれません、
納得とは相手に心から理解してもらい
行動・変革を起こしてもらうことを意味します。
分かってもらうと納得してもらうでは天と地ほどの差があります。
そうして他国の言い伝えに納得した カナタがあの曲を
演奏したことに意味があるんじゃないかと思うんですね。
他にも書きたいことは沢山あるんですが
長くなり過ぎるのでこのへんで止めておきます。
このアニメの様なオリジナル物は今後も是非アニメ化を
していって欲しいなと思います。
次回予告が無いのが とても良かったです。
変に先入観を視聴者に与えることが無くイーブンの状態で
見れますしね。
全編を通してゆっくりじっくりと築いてきたテーマを
最後の2話で見事に描いてくれた様な気がします。
とても面白い作品でした!
制作者さん達のこだわり、伝えたいことが細かい映像描写や
演出に丁寧に描かれていて 腕の良い職人さんの芸術作品の
様でした。この様な作品を創ってくれてありがとうございます!
そして私の拙い感想にお付き合い頂いた皆さん、
ありがとうございました!!
今回の放送についての感想を書いていらっしゃる
何件かの サイトを見て驚いた。
殆ど名指しで他の人の感想を非難している
ブログさんが散見されました。
この最終回は 脚本家さんが意図的に意見が分かれる様なものを
つくってきた向きがある様に思います。
このアニメが訴えたかったと個人的に思っているものと
相反していてなんだか 面白いなーと思いました。
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