回想シーンが多く、察せよこれ位、と突き放された気もしました。
人物に対する掘り下げが出来ていない状態、まだ人物の背後関係が
見えていない状態で これをやられると少しキツイものがあるなぁ。
しかし 雪菜とクライネフに関しては今回とても魅力を感じました。
雪菜についてですが 兄がキーマンになるのであろうことは想像が
付きますが その兄が一体どんな人物なのだろうと思った途端に
消えていた、もっと兄についての描写が欲しいかな。
これは今後徐々にどの様な人物かが描かれていくのだろうか?
少し楽しみですね。
また 雪菜はコンパクトを顔に近づけて能力を使っていたので
あれが能力を増大させるブースターなのかなと一瞬思った。
そして 水仙の花の匂いを嗅いで倒れた父の手を握る雪菜。
匂いがスターターとなって能力が発動するのだろうか?
なら 匂い袋などを使った方が 隠密行動には良い気が
したんですけど あの派手な服と良い最初から隠れるつもりは
なかったのかもしれないと感じました。
それで良いのか、桜井機関。
またクライネフの演奏は素晴らしいと思いました。
第1話でも感じたんですけど このアニメは音楽が
凄く良いですよね、特に前回での高揚感溢れる車爆破前の曲は
個人的にお気に入りです。
アレグロはイタリア語で快活な・陽気なという意味、
正に クライネフはその様な気持ちで演奏していたんでしょうね。
胸の中の黒い霧が照明の暗転とともに鮮やかに打ち出され
自らその霧を払拭すべく演奏を続けるクライネフ。
冴え冴えと晴れ渡り聴く者の心に蝋燭の火を点す 最期のアレグロ。
能力を買われスパイになったクライネフですが
演奏家としての能力よりもその記憶力を買われてというのが
彼の音楽家としてのプライドを傷つけたでしょうね。
クラッシックの曲にアレンジを加えて楽しもうという雰囲気でも
無いように この演奏会は感じたので一体どの様な暗号を
音で表現しようとしたのか 気になるところでありますね。
そう言えば 昔読んだ企業スパイに関する本で
その能力について書かれた内容を見て驚いた記憶があります。
まさに一騎当千、凄い能力だなーと感心しました。
その中に資料を速読し その内容を一瞬で記憶するというのが
ありました。
なんだか 今回のお話を観てそれを思い出しましたよ。
折角、人より優れた能力を持つのなら その能力を他人に
良い様に使われるくらいなら 自ら指令塔となり他人を
使おうとするという気持ちは起きないのだろうか?
現在ならともかく時代背景としてそれは許されないことなのかな。
まあ 凡人の私にはその胸中を理解するには能わないのかも
しれませんね。
今後の展開に期待していきたいと思います。
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