日向のエピソードに思わず 過去の同様の場面を思い出した。
日向は最後にミスをしてしまったけど、そこまで僅差で試合を
してきたのは同じチームメイトのはずです。
最後の一球の捕球ミスを全ての責任にしているチームメイトは
本当におかしいと私は思います。
確かに試合に負けたことを日向の責任にしてしまえば
楽なのかもしれませんが 日向にしてみれば
今まで苦しい練習や試合を 共にしてきた仲間に
裏切られた気持ちだったのでは無いでしょうか。
勿論最初は自責の念に苛まれたことと思います。
そして次にやってきた感情はチームに対して申し訳ない気持ち
やがてやってくるのは裏切られた感情じゃないのかな。
私は過去、特に高校総体の仕事で同じ様な場面を
何度も見てきました。
しかし、一度も決定的なミスをした選手に対してチームメイトが
罵ったり馬鹿にしたりしている所を見たことがありません。
むしろ、そのミスした選手に対してゴメンな、辛い思いを
お前にさせてしまった、と謝っている所は何回か見たことが
あります。それには 見ているこちらまで涙がこぼれてきました。
こんな場面に立ち会えるから私はスポーツイベントが好きなのです。
日向が本当の意味で救われる時、それはそんなチームメイトに
出会えたときなのかもしれませんね。
ミスをして本当の意味で失ったもの、それは何なのでしょうか?
それを日向には死後の世界で見つけて欲しいと願います。
あいつは親友だと思っていたのに、あいつは待っていてくれるという
日向の言葉が心に突き刺さります。
信じたいんですよね、日向は人を信じたいんだ。
本当に泣けました、今回のお話。
ここからは少し余談になりますが 高校総体の試合では特に
ミス一つでゲームの流れがガラッと変わることが多い気がします。
それを顕著に感じたのは女子バスケの試合でした。
決勝戦、長身の選手を多く抱えるAチームは優位の試合を運んで
いました、相手のBチームには暗い雰囲気が流れ
応援も盛り下がってきた印象を受けました。
これは一方的だなと思いその試合を観るのを止め様かという時、
Bチームの背の低い選手が単身相手チームに切り込み、3ポイントを
奪取したのです。残り時間を考えるとほぼ逆転は無理な点差、
しかしその選手は必死で大きな声を出し、
チームメイトの身体を叩き雰囲気を盛り上げようとしていました。
今までAチームの敵陣にいまひとつ思い切って攻め込むことが
出来なかったBチームの動きが徐々に変わり始めてきます。
そして今まで優位だったAチームのエース選手がミスをして
しまいました、監督に呼ばれ大声で罵声を浴びせられるその
エース選手とAチームの選手。そうするとAチームはミスが
怖くなり動きが肝心な時に止まってしまうようになりました。
対照的にBチームの監督は 大丈夫、思い切って自分らしい
プレイを見せてくれと選手に伝えます、まだまだいける
自分はお前達を信じている、大きな「ハイッ!」という声。
結果は 残り2秒、Aチームの長身のエース選手が
飛び上がり必死でブロックしようとした手の隙間を縫い
逆転の3ポイントが決まりBチームの勝ち。
大歓声が湧き上ります、Aチームの選手達は泣きながらも
そのブロックミスしたエース選手のもとに駆け寄り肩を
叩き慰めようとしていたのが印象的でした。
話を本題に戻しまして 今回ユイが大変印象的でしたね。
日向に絡むユイ、なんで日向なんでしょうか?
岩沢がいなくなり本当に悲しんでいるのはユイのはずです。
気丈に振舞っていましたが その心中を考えると
とても涙無しでは見ていられませんでした。
自分に出来ること、それは何なのか?
必死でそれを探して、もがいている、そんな印象を受けましたよ。
人との繋がりを失って悲しむ人間同士、何か感じるものが
あったのかもしれませんね。
今回も とても考えさせられる内容でした。
■なぜ同じ学校なのに制服がバラバラ?
以前から気になっていたのですが 何故同じ学校なのに
制服がバラバラなのだろう?
今回ユイのファンだという助っ人3名の女の子は
何故か天使と同じ制服だったと思います。
NPCの制服もバラバラだったんじゃないかな。
もしかしたら それぞれの役割ごとに制服が異なるのだろうか。
ここら辺も その内わかるのかな。
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