WORKING!! 第4話 ｢相馬、さわやか すぎる青年｣ 感想

情報の量と地位は比例する、とは一体誰が唱えたのだっけ？
人・物・金に加え情報が企業力を支える重要な要件であることは
恐らく多くのビジネスマンは日々実感しているものと思います。
他の人より多く深く情報を掴んでいればその判断はより正しくなる
可能性が高くなりますし、場合によっては莫大なお金になることも
あります。多くの情報を整理し組み合わせという技術もある程度
必要になります。その手段について書こうかとも思いましたが
今回紹介すると非常に長くなるのでまたの機会に。

相馬の他人に対する情報量は凄いものがありますね。
どうしても情報屋のあの人のことが頭に浮かんでしまいます。
恐らく多くのアニメ感想ブロガーさんはそう感じているのでは
ないだろうか、これを感じたら負けだと思ってはいけない。
それは情報を持っているという証しなのだから、その情報を元に
比較したり共通点を探したりとより深い人物考察が可能になると
思うのです。認知心理学の授業で習った覚えがあるのだけれども
人間は他人を評価する場合に過去に出会った人を
テンプレートの様なものに置き換えます。
そして、新しく出会った人に対して　その人に似た人物の
テンプレートを呼び出して評価するらしいです。
他にも色々な説があると聞いた記憶があるけど。
３０年間バリバリの営業マンと３０年間内勤の人を比較した場合
初対面の人に対する評価精度は相当の差があると思います。
それが良いのか悪いのかは別ですけどね。

相馬は他人に対して並々ならぬ好奇心や興味があるのかな？
事前に情報を手に入れておかないと、というのは
分かるようで分からない。
付き合って行く内に相手に対して自分の情報を提示していく。
徐々にその共有する情報が増えて行く楽しみが人間関係の妙だと
私は思うのですが、相馬の様に一足飛びで来られると
そこに生まれるのは恐怖心、無理やり心の扉を
バールでこじ開けられた様な感じを覚えてしまいます。
何故、相馬は他人の情報に　あそこまで拘るのか？
彼の場合は他人に対する恐怖心が根底に流れているのでは
ないかとも少し感じましたよ。

少し長くなってしまったので　話題を変えまして
小鳥遊４姉妹の件についてですが
４名ともデカイですね、弁護士・小説家・護身術と姉３名は
世間では先生と呼ばれる立場の人間です。
小鳥遊くんは男の自分より立場も身長も上の３名に対して
強烈なコンプレックスを持っているのかもしれません。
やがて妹にも追い越される、その恐怖心と日々闘っているのかな。
しかし妹さん可愛いですねー、お兄ちゃんの声も良い！
そのコンプレックスの裏返しで　小さい物が好きになったのかも。
お姉さんは小さいときの小鳥遊くんの写真を持ち歩いているんですね
あんなにスッと出てくるということは頻繁にその写真を見ていると
いうことですよね。小鳥遊くん愛されてますなー。

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