GWを利用して一気にこの作品を1話から見てみました。
回を重ねるごとにキャラクターに愛着がどんどん湧いてきて
この作品のことが大好きになってしまいましたよ。
前回、第4話での描写の上手さに舌を巻き、今回のお話の秀逸さに
酔いしれました。
また、この作品で私が感心しているのは、造形物のリアルさ、です。
描き込みが凄いという点ではこの作品よりも優れた作品も
あると思います、しかし細かい処の描写が妙にリアルなんですよね。
例えば、屋上のプレハブハウスの補強ブレスの入れ方が現実的、
内装、テーブル・椅子の配置が現実的、
今回の水着コンテスト控え室看板の縦横比率が現実的
(イベントで最も一般的なH1800×W450かな)などなど。
また、ストレイキャッツ店舗のR状の張り出しが展示会ブースの
造作っぽい、恐らく実際に現場でデザイナーとして活躍していた
人間が制作者の中にいるんじゃないかと思ってしまいます。
普段、仕事で こんな事ばっかり気にしている私にとっては
日常背景の造作物が変な構造をしていると、それで少し萎えて
しまうんですが、このアニメは凄い、と妙なところで感心しました。
そしてOPについてですが、猫好きな私にとっては堪らないものが
あります、ヒロイン3名が振り返り猫招きのポーズをするところ
なんて凄く良い、歌自体はそんなに上手くは無いと思いますけど
とてもこの作品の雰囲気にあっている気がします。
懸命にささやかな幸せを求めて生きる主人公達、日常という
ベースをしっかり描き、その上でキャラが魅力的に動く、というのが
この作品の妙だと個人的に思っています。
ここで歌唱力抜群の歌手を起用しなかったのは正解だったんじゃ
ないでしょうか。懸命に生きる、懸命に歌う、それが下手でも
不器用でも良いじゃない。応援したくなるのは私だけでしょうか?
さて、お話について触れて行きたいと思います。
2転、3転する展開の上手さに非常に驚きました。
ストレイキャッツを追い込んだ(と思わせた)人物の転換
千世→夏帆→商店街男子部という3段構えのこの展開!
ここまで見事にやられると、もう感動しか覚えないです。
そして 千世の孤独、友達が欲しい、一緒に楽しい時間を
共有したいという千世の願い、を見事に描いていました。
前回のお話で千世の親が 忙しくて遭えないのでよろしくとの
伝言をメイドから千世に伝える場面では悲しくなりました。
せめて、直接電話千世に伝えれば良いのにね。
お金があれば幸せではないんですよね、幸せとはなんだろう?
そんなことを考えさせられました。
それは竹馬園夏帆の性格がまた魅力的です、静かなる策士という
雰囲気の彼女の魅力にメロメロな私。
駐車場でアフタヌーンティーを嗜む彼女が泰然としていて
今回の成り行きを楽しんでいるようです、素敵。
そして微笑み一つ、顔に影一つで全てを巧に悟らせる圧倒的な存在。
そういえば 今回 影は上手いこと作中の心理描写に使われて
いた気がします。屋上の部室から巧達が出て行く場面等々。
千世の涙に私も もらい泣き、良かったね。
あのハンカチのシーンと手のぬくもりを忘れていないよ、という
千世の表情がとても良かった。
悪い子はいねがー!のなまはげの葉書が最後の展開に繋がって
いたとは驚いた、なまはげは荒ぶる神、希が荒ぶる鷲のポーズを
していたのがまた面白い。若き日の過ちのポーズ。
威嚇しているのか、そうなのか?、真意が見えないドキドキ感。
むくりと起きてきた嫁に 荒ぶる鷲のポーズで笑顔でおはよう!を
したら 嫁もポーズをとってくれた。嬉しい♪
更に子供にもしてみたら、子供もポーズをとってくれた。いえい♪
今日も朝からハイタッチでノリノリな家族になりました。
かなり昔の話ですが リクルートさんが配っていた就職情報が入った
ビニール袋に印刷されていた黒猫がこのポーズをしていた、と
嫁が言っている、元ネタ?
水着コンテストでも優勝?したみたいで良かったですね!
これでまた絆が深まったのかな、嬉しそうな千世の表情に
こちらまで嬉しくなりましたよ。
とても面白く、脚本が秀逸、展開が秀逸、キャラも秀逸と
大満足なお話でした。次回も楽しみです♪
いつも応援ありがとうございます♪
拍手代わりに ポチッ!としてくれると ヤル気が出ます♪
にほんブログ村
人気blogランキングへ
サラリーマン オタク 日記 TOPへ
【迷い猫オーバーラン!感想の最新記事】