今回は杏里のアップのシーンが多くて大満足でしたけど。
大きいですねー、それにしても大きい。
今回の杏里は表情が豊かに感じられました。
いつも塞ぎ込んでいる様に下を向いている印象がありました。
今回意志のある表情が見れて良かった。
なんというすれ違い人生、3人の才能ある若者は
その才により自らを傷つける。
欲しい現実と どんどん離れて行ってしまっていますね。
自分がしたことが誰かを、そして大切な人を傷つける。
諸刃の剣の様な感じですね、その刃が鋭いほど
誤った使い方をしたときの傷は大きくなる。
徳は才の主、才は徳の奴なり。才ありて徳なきは
家に主なくして、奴、事を用うるがごとし。
いかんぞ、魍魎にして猖狂せざらん。
昔読んだ菜根譚の言葉が頭によぎり 先ほど本棚から
ひっぱり出してきました。
徳が主人で才能は召使、上手いことバランスを取りたい
ものですが そうは簡単には行きませんよね。
人と人のつながりを意識しすぎても身動きが取れなくなる
意識しなさ過ぎても 傷つけてしまう。
しかし 心をぶつけ合うことで徳は生まれてくるのかも
しれませんね。
心を見たいなら心を見せなくては駄目ですよね。
自己開示の返報性です。
ちょっと 分かりにくい表現ですみませんでした。
ダラーズのメンバーが杏里を逃がすところは非常に痛快でした。
しかし考えてみると 特定の人物が何をしているかが
丸分かりなのが少し怖かったです。
プライベートも何もあったもんじゃないですね。
ダラーズが本気になれば いつ誰がどこで何をしているかが
瞬時に分かってしまうのかもしれません。
たまに思うんですけど カーナビって便利だけど怖いですよね。
その車が何処にいるかが瞬時に分かってしまいます。
その内 人間も生まれた時に何かが埋め込まれて
国に監視させられるとかのSF世界になったりしないかと
思っちゃいます、先に過去の犯罪者にそんなことをしそうですが。
新羅の家は超和風と超洋風の部屋が別々にあるとは驚いた。
窓際で物思いに耽る杏里の姿が良かったですね。
そしてダラーズとセルティに対して思ったことですが
桃李言わざれども下自ら蹊を成す。
桃や李(すもも)は自分からはものを言わないけど
その魅力ゆえに人々が集まり自然と小道をつくる。
解散するダラーズ、ダラーズも自然と人が集まってきました。
そして 自然に人が集まり慕ってくるセルティにも
そんな感じを覚えます。
今回は古典感想でしたー。
次回どうなる杏里ちゃん、そして静ちゃんが心配!
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