それは 心を許しあえる友達。
駅の待ち時間で携帯の画面を見て微笑むムギに
涙が零れてきました。
しかし、このアニメは本当に凄いですねー。
毎回毎回クオリティーが高過ぎる気がしています。
そして 特に今回は神回だったんじゃないでしょうか?
心の奥の柔らかい場所をキュっと刺激してくれました。
ムギは、普通の友達は一体どんな関係なのだろう?
そして自分は そんな普通の関係を結べていないんじゃないのか?
そんなことを心の奥で感じていたんでしょうね。
もっと 気軽に冗談を言い合ったり、時には喧嘩をしたり
そして すぐに仲直りしたり。
気を許しあう友達だから分かるその距離感。
律と澪は幼馴染、唯と和も幼馴染。
そして唯は梓を猫可愛がり、あずにゃーん。
ムギは自分だけ蚊帳の外と感じてしまったのかもしれません。
確かに ムギはとても真面目な性格です。
真面目な人って、距離感が掴めにくい、という人も
多いのではないでしょうか?
今回、凄くムギが頑張っているな、と感じたのは
あえて自分を低く見せようと行動していた点です。
律のアドバイスもありますが 素直に飾らずに
こうした行動をすることが出来る人って尊敬しちゃいます。
この歳になると 意識的に弱い面も出していこう
あなたと同じなんですよ、という共感を感じて貰う為に
あえて自分を低く見せたりしますね。
思えば学生時代の私は そこまでの心の成熟さは
持ち合わせていませんでした。
(まあ、今も充分子供なんですけど)
議論をすれば 相手を打ち負かすことしか考えていませんでした。
そんな優越感など、今思えば恥ずかしくて仕方がありません。
自分が、自分が、と自分のことばかりで 相手の立場まで
思いやることが出来ませんでした。
物の見方は人によって異なっていることが殆どです。
社会人になり 否応なくその事に気が付きました。
学生時代はある程度付き合う人を選べます。
よって 何年にもわたり自分のパラダイムで生活を送り
それが事実だと思い込んでしまう。
自分のその事実を理解しない人は おかしい、間違っていると
感じて攻撃もしくは無視してしまうんですよね。
偉そうにすみませんが 最近そんなことを思ったりも
していますよ。心が動かなければ 人は動きません。
moveという英単語の意味を考えるといつも感心して
しまいますね。
面と向かい仲良くなりたい、と口にするのは気恥ずかしいです。
しかし、言葉にしないと伝わらない気持ちもあります。
ムギは本当に良く頑張った!
そんなムギの事を お姉さんの様にアドバイスして
そんなムギの望みを叶えてあげようとする律。
そして律がムギの嬉しそうな姿を見て 澪に報告するところが
凄く良かったです、澪の最後の言葉にほろり、と
来てしまいました。「何で誘ってくれなかったんだよ」
心の壁をあえて低く、自身の裸の心を多く晒してしまいます。
時には醜い感情が その姿を現すこともあるでしょう。
しかし、そんな姿を見て それでも飛び込んできてくれる。
そんな人が本当の友達と言えるんじゃないでしょうか?
なんだか良い事が起こりそう、今日も良い一日になる。
そんなことを 思わせてくれたお話でした。
友達にありがとう、を伝えたい。
いつも 本当にありがとう・・・
いつも応援ありがとうございます♪
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