中学生らしく漠然とした夢であるという事が屋上での会話から感じられました。
青春て そうだよね、こうだよね。
私は具体的な夢を見ることが出来ずに 漠然とした不安に毎日押しつぶされそうに
なるのを 必死で もがきながら 生きていた気がします。
仕事を決める際に 具体的に自分が実際に仕事をしている姿を思い描けるか?
それが意外と重要な事だと気づくのは実際に仕事についてからという矛盾。
落とし込んで掘り下げて考えるクセがついていないと なかなか難しい。
なんて 偉そうな事を書いてますが 自分も出来ているか怪しいものです。
戦略と戦術が違う様に 具体的に手と口と足が動く所まで落とし込みを
したいと普段から思っていますが 実際にはなかなか難しいですよね。
そもそも 根源となる夢持てなければ その落とし込み作業は出来ませんから
まず 夢を持つ事 それが若者には重要なことなのかもしれません。
動くからやる気が出る、動いてもがいている内にその夢のぼんやりとした
輪郭が次第にハッキリと現実感を持って動き出すのですよね。
原因が無ければ結果が無い。
その結果を引き出す 夢という原因を2人の中学生がどんな形であれ
持って動き出したのは 観ていて大変微笑ましく、好感が持てました。
そして、その最高を後押しする男親も良いですよね。
父親とおじいちゃんの言動に かなり感動を覚えました。
以前読んだ本に 女は家族・親戚が幸せならそれが一番、
男の夢は 時に世の中の幸せを望み 女の幸せを食いつぶすという
文言があり 衝撃を覚えました。この文言が描かれていたのは
昭和以前の女性の姿を描いた作品だった気がするのですが
現在では だいぶ その考え方も変わってきているのかもしれません。
男には誰しも心の中に 大きなことをしたい、という願望があるんじゃないでしょうか?
亜豆もそんな最高を応援してくれるはずです、亜豆も夢を持っていますからね。
自分の夢は自分で叶える そんな仲間意識を最高と亜豆は持っていて欲しいかな。
リビングにあった写真から察するに父親は武道の有段者の様ですから
最高にとって 怖い存在に拍車がかかっているのかもしれませんね。
腕力ではとても敵いません。
私が感じたのは 父親も息子の本音を聞きたかったんじゃないかな?
別に漫画家以外でも 息子のやりたいことをやりたい様にさせてあげたい。
中学生ですから いくらでもやり直しは出来ます。
夢に破れても 戻れる場所はありますからね。
むしろ 中学生が自分から何かをしたい、と親に言ってくるのは
嬉しい事だと私なら思います。
ともあれ 走り出した最高と秋人、漫画家への最初の鍵を掴んだ、といった所でしょうか。
そして 岩瀬さんにゾクゾクするぜ!秋人を変にライバル視したりしていて イイキャラです。
いつも応援ありがとうございます♪
拍手代わりに ポチッ!としてくれると ヤル気が出ます♪

にほんブログ村
サラリーマン オタク 日記 TOPへ