視聴者にどこまで読み解けるか?を求めるという点では
「けいおん!!」にも通じるものがあると私は感じております。
T期に比べU期は そのレベルが上がり
放送回の根底に流れるテーマを見つけるのに苦労します。
私も 読み解けているかどうかは微妙な所なので
偉そうな事は言えませんけどねー。
さて、今回は ニノが金星に還ってしまうという発言により起こった
「人生の選択についての覚悟」がテーマだった様な気がします。
最後一緒に金星に行くと言ったメンバーの中に
シスター・ステラ・マリアが居なかったことに注目です。
この3人に共通するものとは 最前線の戦場での死線をくぐり抜けて
きたという点ですよね。未知の土地に行くというのは3人にとって
正しく命をかけた行動に繋がります。
惑星という未知の場所に気軽に行くと言えないのでしょう。
リクを含めて ちょっと隣の県に旅行に行くといった軽い気持ちで
いるメンバーとの対比が見られて感心してしまいました。
その覚悟の部分での共通項で言いますと秘書の島崎も仕事で
決死の思いをしてテープを盗み出しました。
ニノとリクに深入りしたら殺されるかもしれないという
恐怖心を抱きながら使命に燃え後を追いましたがトラップにかかってしまいましたね。
そのトラップは心を殺すというものであったというのは秀逸だなーと感心です。
最後まで命を張ることは出来ない島崎さんが人間らしくて僕には好感が持てましたよ。
シロさんとの恋物語が今後見られたら面白いかもしれません。
ニノの行動に意味の無いものは無い、とリクは言っていました。
さて ニノが机の上を歩いていた理由、靴をリクの頭の上にのせた理由について
考えてみたいと思います。
まず 机の上を歩いていた理由ですが ここは素直に自分の事に
注目して欲しかったのではないでしょうか?
そして 靴を頭の上にのせた理由ですが
その後の女性上位の展開をみると分かりますが 言外に自分がリードするから
一緒に金星に付いてきて欲しいという願いが込められていた事が
分かる気がします。ニノがリクに告白をして リクがそれを受け入れる。
世間一般での男性と女性の立場が逆転していましたね。
自分の元にいれば大丈夫だから安心してほしいということだったのでしょう。
また、ぽてちさんが書いたニノの扉絵は素晴らしかったですね。
とても幻想的なものでした、EDの絵はぽてちさんが描いたという設定なのかな。
ボンベを背負ってまでニノの魅力を描ききりたいというぽてちさんの覚悟に
頭が下がる思いであります。
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