前回の感想で 桐乃の投稿した小説が出版社の目にとまりと
いう点に非常に違和感を覚え これは桐乃が兄とクリスマスデートに
誘う為の口実だと勝手に思い込んでいました。
まさかのベストセラー→アニメ化、この展開には非常に驚いた。
正直今回のお話に少しがっかりしてしまったことを明かします。
今まで サブカルに対する周囲の理解を求めて、というオタクである
私にとって とても共感を覚え、そしてある意味リアリティがある
内容だったことが このアニメを気にいっていた理由なんですけど
それが今回一気に世界観崩壊してしまった気がしました。
でも、桐乃が小説デビュー・アニメ化というのは喜ばしいことですね。
妹パワー凄い、妹の時代がやってきているのかもしれませんね。
弟の時代はやってくるのか?
今回 出版社の女性の名前に更に驚いた、沙織・バジーナも相当だと
思っていましたが 更に上を行く フェイト・刹那って・・・
しかも本名とか面白過ぎであります。
さて、今回のお話を見て 大きく2つの意見が視聴者さんに出るのでしょうね。
あくまで原作通りを希望する人、原作をある程度離れてもアニメとして
良い作品になっていればそれで納得する人と分かれるんじゃないかと思います。
私はどちらかと言えば後者なのですが 桐乃の気持ちも何となく分からなくは
ありません。
自分の創作した作品を違うものにされたくは無い、しかも主人公の性別を
変えてというのは どうなんだろう?
これは 原作ファンからしてみたら かなり衝撃でありますしね。
桐乃にとっても 主人公を男性にしてみたら まんま兄と自分のお話に
なってしまうという事になるのかな?自己投影と黒猫が言っていましたし。
妹が大好きという気持ちを込めた作品でそれが読者に受け入れられて
ベストセラーという点を考えれば 主人公の性別が変えられるというのは
余り考えにくいと私は思いました。
ある意味 制作側に余程の自信がなければ出来ない賭けと思います。
そこは あの白い服の脚本家さんのプライドがあったのかもしれませんけどね。
何事も上手くこなしちゃう桐乃は羨望の的なんですよね。
相手の望む事をパッと掴んでさらりと提示してしまう、
努力しても手の届かない所に一足飛びに行ってしまう
これは 才能とはいえ、羨ましくも嫉ましいものがあります。
しかし、どこか応援してしまいたくなる魅力が桐乃にはあるんですよね。
桐乃の大好きな気持ち、その集中力は物凄いレベルで発揮されるのかも。
今回の アニメ化も もしかしたら中学生が原作ということもあり
制作側の意見が通しやすく 短い制作期間も何とかなるだろうという意図が
あったのかもしれません。大人の事情で丸めこめる事が出来ると思っていたのかな。
しかし、桐乃の作品に対する想いを最初の打ち合わせで聞いて
少し面喰ってしまったのかもしれませんね。
アニメの制作の現場は知りませんが 通常は原作者の意向は出来るだけ
受け入れて、すり合わせを行うというのが本来の制作現場だと思いますし
作品が好きという気持ちを少なくとも制作の主幹となるメンバーは
持ち合せていると思います。黒猫の発言に釣られて 売り言葉に買い言葉にせよ
脚本家のあの発言は考えにくいなー、なんて思っちゃいました。
まあ、これは私のこうあって欲しいという理想論なのかもしれませんけどねー。
そして最後の黒猫が頬を染めるシーンにドキリとしてしまいました。
黒猫にとって京介の存在がどの様に変わっていったのか?
嫌いであるという妹の為に 土下座をしてまでというのが兄っていいな、と
感じたのかな。そんなお兄ちゃんが欲しかったと思ったのかもしれませんね。
と 感想を書いている内に何だか今回のお話も良かったんじゃないかと
思えてきましたよ、不思議です。
次回はエロゲー三昧って、既にエロゲー三昧じゃないのかい?と思った
私は駄目なんでしょうか?
で、田村麻奈実は いつ登場するのでしょうか?それだけが気がかりです。
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