神のみぞ知るセカイ 第１０話「私の中の……」感想

ばくぅぁぁぁ、何て可愛らしいのだ！
私も以前　人と話す事が暫く無かった期間が
あったのですが　ちゃんと発音できるか、怖くなるんですよ。
たまに　話そうとすると　あんな感じになります。
まあ、私がやっても　ちっとも可愛らしくなんてないんですけどね。
花澤さんの演技が素晴らしいですねー。
まさに栞役にぴったりでした。

最近読んだ本に今回桂馬が話していたスキャンしちゃえばいいじゃん、というのが
そのまま書かれていたのを思い出しました。
確かに本の内容をスキャンしてＰＤＦ化すれば場所もとらないし良いかもしれません。
データで見たら良いんじゃない、というのも一理あるとも思います。
しかし、本の最大？のメリットはアクセスまでの時間がほぼゼロ、開いたらすぐに
欲しい情報を見る事が出来る点かなと思います。パソコンの起動時間を同等の速さにすれば
データ化もかなり魅力的に感じますねー。
また　デジタルで読む際に１分間に何文字という自動スクロール設定が
できれば良いとも感じます、勿論一時停止機能も欲しいところです。
iPhone等であれば可能なのかな？
あと、本の良い所は　背表紙を眺めているだけで幸せになりますし、
これだけ読んだという達成感を厚みで感じることが出来る点にもあるのかもしれません。

さて、無口な栞が桂馬の作戦に見事のってくれて　途中から心の中の声を
口にする様になりましたね。あの変化は一体何なのでしょうか？
伝えたい、注意したいという気持ちがキッカケなのでしょうけど　
一度門が上げられたダムの様に沢山　言葉を口にしだしました。
ダムの水の様に溜りにたまった感情や気持ちが　今後一気に流れ出しそうな予感がします。
考えてみると　駆け魂ってそんな表に出せない感情の塊のような気もしてきました。
桂馬は爆発しそうな　そんな感情をエロゲで得た知識と甘いマスクで
外に放出させますよね、駆け魂狩りってカウンセリングにも似ている気がしますねー。
桂馬がキッカケをつくって　あとは自分で治っていく、桂馬は気付きを与えている気もします。

物言わぬ臓器ということで肝臓をあげていたのは上手い表現だなと思いました。
肝臓はちょっとの事では痛みを感じないので　実際に痛み出したら実は手遅れだったという
場合があるらしいですね。
デジタルとアナログという対比も今回のお話には隠されていたのかもしれません。
自分のペースでゆっくりと生きていきたいとも思いますが　周囲の人間がそれを許さないという
方も多いでしょう、私も　たまに携帯電話の電源を切り　
どこか遠くに行きたいと思うこともありますねー。

ところで　あの図書館の利用者の少なさは異常、
人払いの魔術か結界が張られているとしか思えません。

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