どこまでも おせっかいだけど憎めない彼女です。
周りの人間の事を自分の事の様に感じられる姿は好感が持てますね。
その周りの人間も幸せにするという考えは素敵、
やり方は少々稚拙なのですけど 中学3年生という点を考えれば
微笑ましくも思えてきますね。
さて 今週も書かせて頂きますバクマン。で学ぶ自己啓発の時間でございます。
今週のテーマは 毎回悩むのですが
「なぜ服部さんは2人に焼き肉をおごったか?」について少し考えてみたいと思います。
編集の服部さんは秋人と最高に連載が決まった新人に食事をおごる習慣がある、と
言っていました。それは何故なんでしょうか?
私が思うに ワンランク上の生活に身を置くことによって
そのレベルを維持しようとする心の働きに期待をしているのかもしれません。
もし、一度頑張って高級な洋服を買ったとします。
すると次回からは不思議と 余りみすぼらしい格好は出来ないな、と思うものです。
上を見たらきりがありませんが、上を見なければ上にはいけないし、
実際にその空間に身を置くことによりその空間にふさわしい人物になりたいと思うものですよね。
秋人は焼肉屋さんで 一番高いメニューを注文しようとしていました。
これは 自ら満足できるという閾値を上げている、上昇する気概があるということです。
そんな秋人の一見不躾とも思える申し出を服部さんは嬉しそうに受け止めていたのが
印象的です。この子は伸びると服部さんも感じたのではないでしょうか?
昔読んだ人事コンサルトさんの著書で 採用しようとした人物を焼肉に連れて行くと
その人物がどの様な性格で どれくらい仕事が出来るのかが分かる、と書かれていたのを
思い出しました。焼肉って放っておくと焦げちゃいますよね 話に夢中で焼肉を
焦がしてしまったりせずに 注文のタイミングと肉投入・焼きのタイミングを
キチンと出来るのかと その焼肉面談でチェックするのだそうです。
そんな気遣いをさり気なく出来る人物が 高い評価を得る、キチンと仕事も四方八方に
気を遣い丁寧な仕事が出来るという人物という訳ですね。
そして もう一点 服部さんはまだ中学生である2人にタクシーを使って駅まで送るという
プレゼントを行いました。これは2人に時間を大切にしてほしい、というメッセージだったの
かもしれないと思いました。よく自己啓発の本に書かれているのですが 移動はタクシーを
基本的に使いなさいとあります。タクシーを使えば移動時間も仕事を処理出来るし
疲れない、時間をお金を出して買うという事を実践しましょうとあります。
私の取引先の社長さんも これを実践していて現場を見た帰りは一緒にタクシーに乗り込み
駅に着くころには簡単な打ち合わせが終了しています。
この社長さんは泊まるホテルは一流のホテルしか泊まらない、
新幹線はグリーン車しか乗らないという方で どうしてなのか?疑問に思って聞いてみました。
すると、時間や空間に投資することによってその分リターンが得られるから
という回答を貰い なるほどなー、と感心しました。
私も 目的地のまわりに駅が無く どうしても車でないと時間が逆にかかるという場合以外は
電車やバスなど公共交通機関を使った方が身体も楽ですし
移動時間も仕事の処理が出来ますので その様に出来るだけしていますねー。
また、先ほどの社長さんを見ていると 何かサービスを受けたら ここはこう素晴らしかったと
素直に口にしているのを見て最初は驚かされました。
単純にありがとう、というだけではなくて 具体的に感謝の言葉を伝えているんですよね。
感謝の言葉を親しくない方に伝えるのは ちょっと気恥ずかしいと思ってしまいがちですが
そんな姿を見て私も感化されつつあります。
と、毎回偉そうにすみません。
服部さんの2人に対する期待の仕方が非常にリアルで そして気持ちが見ているこちらまで
伝わってきた良い場面だと思いましたので取り上げさせて頂きました。
さて、物語は連載が決まり いよいよ漫画家への道を歩み出しましたね。
目標はライバルの新妻くんに読者アンケートで勝って漫画家への道を
加速していくことです。いつまで待ってもらえるのか、不安な最高は
最後に 亜豆に待っているという言葉を貰えて良かったですね。
席が隣なのに 最高は夢を叶える為に 一心不乱に休み時間も漫画に没頭していて
隣の亜豆がそれを見守るという場面が 良かったかなー。
近くて遠い距離感が良く表されていた気がしました。
では、次回の読者アンケートの結果が気になります。
しかし 簡単に1位になってしまったら 作品にリアリティが
無くなってしまうとも感じている自分がいますよ。
頑張れ 秋人・最高! それでも 2人を応援したいと思います。
いつも応援ありがとうございます♪
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