正直余り期待はしていませんでしたが、意外と楽しめましたね。
何と言いますか、一昔前のアニメの匂いがしました。
私の中で 子供の頃に見たアニメはこんな雰囲気を持っていたなー、という微かな記憶と感覚が
今回のお話を観て蘇った感じがします。80年代アニメの雰囲気を持っている気がしました。
さて お話の方ですが 今回はリオとミントの出会いのお話でした。
こうしたギャンブルは絶対的に胴元有利な気がして食指が伸びないのだけども
リオがいるなら勝率がぐんと伸びそうなので体験しても良いかなとも思えました。
恐らく このカジノでは リオが勝たせ役で 他のディーラーさんが
きっちりとお客さんからお金を回収しているんでしょうけど。
どうやら この作品はパチスロのキャラクターが主人公らしいですね。
パチンコやパチスロ等は、設定を店側が動かせるので短期的には勝てても長期的には
絶対に負けるシステムだと思っています。
ギャンブルにハマる心理は学習心理学で習う「部分強化」の仕組みを当てはめると
良く分かる気がします。パチンコやパチスロマシンはスキナー箱の様なもので
不定率強化をされているのがネズミならぬ人間なのかもしれません。
と、言っても良く分かりませんよね、もう少し詳しく書かせて頂きますね。
絶食させたネズミをスキナー箱と呼ばれるレバーを押すと餌が出てくる箱と一緒に閉じ込めます。
ある時、偶然にレバーに触れて箱から餌が出てきた→もっと餌が食べたくて必死でレバーを押す。
レバーを押すと餌にありつけるとネズミは学習したわけですが
このレバー押しの行動にもっと依存(強化)させるには
ランダム(不定率)で餌を与えれば良いのです。
不定率に餌を与えることで 次は出るんじゃないか、次は出るんじゃないかと
必死でレバーを押すようになります。
そのレバーを押す権利をお金を出して買っている状況がギャンブルにはある気がしてなりません。
その餌が出る確率を胴元側が握っている限り長期的には損をする仕組みが出来上がっています。
またパチンコやパチスロでは大当たり時の大きな音や強い光を使い刺激を与えて
より依存性を高めているのは とても怖いな、と感じますよ。
と、そんな裏側の事情を 上手に表に出さないで
カジノ場をクリーンな遊び・夢のある場所として描いていたのは面白いと思いました。
まだ1話目なのでこの作品の真価は当然問えませんが、
事件発生→ギャンブル勝負→リオ勝利で万事解決といった
テンプレ展開になりそうな気がしてならないので 2話目以降は様子見かなー、と思いました。
あと リオが勝負時に変な精神世界に入っていくシーンは面白いな、と感じましたよ。
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