そして ヴェントが 科学により弟を失ったと思い込んでいる狭量さの対比が面白かったです。
上条さんの説教が 今回は結構長くて私としては嬉しかったですよ。
弟さんの遺志はもうなくなってしまったので正確には分かりませんが
恐らく上条さんの言うとおりなのだと私も思います。
科学への復讐なんてものを 姉であるヴェントに期待したわけではないと思いますよ。
しかし、ヴェントの気持ちも分からないでも無いです。
ヴェントは何かを悪者にしなければ、そう思い込まなければ弟を失った悲しみに
押し潰されてしまいそうだったのでしょうね。
科学が悪い、科学が全ての元凶だとヴェントの中で決めつけてしまっていたのかな。
しかし、上条さんの言うとおり ヴェントの弟は科学への復讐など望んでいなかったはずです。
ただ、大好きなお姉ちゃんが助かるならと自分の命を捧げたのでしょう。
誰かによって生きることが出来ている存在という点では ヴェントも風斬も同じですね。
ヴェントは 弟からの血・風斬は学園都市の能力者達、ですが
それぞれの行動が違うところが面白いです。
(御存じの方も多いと思いますが 風斬は学園都市の能力者が微量に
放出する力のフィールドであるAIM拡散力場が人の形をとったものです)
ヴェントは弟の遺志は科学への復讐であると思い込んで 学園都市を滅ぼそうとしますが
一方 風斬は学園都市を守ろうとしていますね。
しかし、ヴェントあれだけの魔術師になるためには一体どれ位の努力が必要なのでしょうかね。
少なくても 弟と事故にあった際には今の様な魔術は使えなかったと思うのですが…
科学への恨みを原動力にした努力だけで あれほど凄い魔術師にはなれないと思うのですけど
どうなのでしょうか?
いずれにせよ、上条さんの説教でヴェントは弟の望むことに気が付いてくれたのかな?
ヒューズ=カザキリの本質は 全てを包み込む様な優しさなのでしょうね。
学園都市の生徒達により生み出された存在である風斬は
最初は何で私は生まれてきたのだろうと非常に悩んだかもしれません。
しかし、インデックスや上条さん達との出逢いを通して自分の存在意義を
見出す事が出来たのかもしれません。
「友達」自分を形作るのは友達なのだ、と気持ちが楽になったのかもしれませんね。
そして、友達を守るために 今回も風斬は頑張っていました。
光の鱗粉の様な描写がとても綺麗でしたね。
話は逸れますが とある科学の超電磁砲にもヒューズ=カザキリと
同様の幻想猛獣が登場していました。
こちらも 天使の輪の様なものと翼を小さいですが持っていたと思います。
ただ こちらは1万人、ヒューズ=カザキリは230万人と
元になる能力者の数が桁違いでしたけど。
後の第3次世界大戦の際の ヒューズ=カザキリの活躍は とても感動的でした。
3期なのか4期になるのかは分かりませんが
是非ともアニメでその場面が見る事が出来たらなぁと思っています。
アックアが いよいよ登場しました!私は彼が大好きなんですよ。
待ってました!と思わず叫びそうになりました、私が思っていたよりアニメでは
結構若い感じで描かれていましたが 彼の渋い所が今後見られたらいいな、なんて思います。
また、祈りは届く、というインデックスの言葉は力強かったです。
御坂美琴との電話でのやりとりも面白かったですね。
普段は 短髪とかいがみ合っているのにこういうイザという時に美琴を頼ったインデックスと
美琴様と呼べ!と言いながらも素直に教えてくれる美琴も可愛いです。
皆の力を集結して 頑張って欲しいなと思います。
今の状態を見ると それぞれがそれぞれの得意分野を活かして頑張っている気がします。
こういうのを見ていると気分が良いですよ。
というわけで 今回も面白かったですねー、次回の放送はいつになるのかな?
楽しみにしておりますよ。
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