原作も読んでいますが、正直ここまで素晴らしいものになるとは
思いもしませんでした。
制作者さんの手腕が見事なものだったからかな、と感じます。
守破離という言葉がありますが、8話以降その言葉を思い出しました。
8話以前は何かにつけて ドラッカーはこう言っている、だからこうするという
半ばドラッカー教の教えを布教している感じでしたが、
みなみが祐之助をそのまま出場させると決めたあたりから趣きが変わってきました。
自ら考えてチームが動き出してきた印象です。
マネージャーの仕事は何なのか?その一つに 選手たちが自ら考えて成果を出す為に
動ける環境を整えるということもあるかもしれません。
その自ら考えて動ける様になった成果の一つが ノーバンド・ノーボール作戦を場面に合わせて
自ら破り バンドを決めた場面に見えた気がしました。
そして、祐之助の弱みはプレッシャーがかかるとエラーをし易いというものでしたが
夕紀への想い(?)と夕紀の言葉が彼を変えました。
カッコいい所を見せてくれましたね。今回の経験は彼にとって成長の糧になるものだったと思います。
また、最後のインタビューシーンは、凄く良かったです。
あの言葉はマネージャーのみなみ達にとって最高の言葉だったのではないでしょうか?
みなみ達マネージャーと選手が同じ方向を向いている、更にあの言葉は
みなみに対しての感謝の言葉だったようにも感じました。思わずホロリとしましたよ。
そして、夕紀とみなみの幼い頃の思い出が走馬灯の様に描かれるシーンは
涙腺が緩みっぱなしでした。
突然ですが 正直言いまして、私は野球が嫌いでした。
何故だか 野球だけは何故か好きになれなかったのですよね。
恐らく自分の好きなテレビ番組を子供の頃 野球中継のお蔭で見れなかったという
理由が大きいかもしれませんが。
見ていて何が面白いのだろう?とずっと不思議に思っていました。
そして、かなり以前 監督が誰だとか脚本が誰だとか良くアニメの感想に書く人がいるけど
一体何でだろう?といったことをツイッターで書かせて頂きました。
その際にある方が 野球に例えると分かり易いかもしれないと書き込みをされていて
目から鱗が落ちる想いがしました、ハッとしたんです。
なるほどー、非常に分かる、理解できる例えだな、と感動したのを覚えております。
それから、野球って実は凄く面白いものなんじゃないかと思い始めました。
監督がいて選手がいて それぞれに個性があり立場があり悩みをもっている中
自分の応援している選手や監督が頑張っている姿、そしてもがきながらも
予想以上の結果を見せてくれたとき、それはとても感動するものなのだな、と思えました。
キッカケをつくってくれたその方に「ありがとう」を言いたいです!
と、ふと 思ったので書いてみました。
こうして最終回を迎えてみますと 毎回 私に感動をくれた素晴らしい作品だった様に思います。
ドラッカーについて触れる良いキッカケになるアニメだったのではないでしょうか?
ドラッカーについて語る際に良く 彼の言葉には深い人間愛が見え隠れしていると
いうことを良く耳にしますが 正にその言葉を体現した様な良いお話でありました。
感動をありがとう!と言いたいです。
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このアニメでは、彼のマネジメントがよく描かれていたと思います。
イノベーションや真摯さなど。
どれも、いつの時代にも通用するような理論でしたよね。
内容的には、夕紀ちゃんが亡くなってしまって、とても残念でしたけれども。
最初の目標通り、甲子園への出場が果たせて、よかったのではないかと思います。
確かにいつの時代にも通用するものってあると
私も思います。
甲子園の出場が決まって良かったですよね。
結構感動しました。
ではではー