何だか、視聴後 心地よい余韻を与えてくれる貴重な作品でありますね。
まず、ヒーローが職業として成り立っている設定が斬新です。
ヒーローの殆どがサラリーマンなのであります、今まで多くの作品での
ヒーローの扱いは超人的な能力を有して 弱きを助け 悪人を倒す、
組織に属している場合もあるが基本的に自分の自由に行動をしている事が多いです。
しかし、この作品のヒーローは色々なしがらみの中で生きている。
時にスポンサーの顔色を窺ったり、雑務処理をしたりと実に親近感が湧く
設定なのですよね、同じサラリーマンとして何となく分かる部分もあったりします。
第1話を見た際に 驚いたのはこの作品のスポンサー名がデカデカと
ヒーロー達が身にまとうスーツに描かれていたことです。
牛角かよ!と思わず目を見張ったのを覚えています。
こういう手法はPP(プロダクトプレイスメント)と呼ばれる広告手法ですが
ここまで大々的に行った作品は珍しいと思います。
DVDになった際の企業広告効果、または録画したものを視聴する際に
CMを飛ばす人の増加に伴い多くなってきた広告手法の様です。
過去の有名な作品での一例として コードギアスでは ビックローブや
ピザハットの描写が 作中に多く出てきていました。巨大ピザを学園祭でつくる話もありましたね。
そして、主役の虎徹とバーナビーのコンビが 会社の中でも良く見られる関係というのも
親近感が湧きます。 出世には興味は無いけど自分の信念を持つ人間味たっぷりの
先輩社員と野心に燃える優秀な新入社員という凸凹コンビが面白いです。
そして 何だかんだ言っても 最後には力を併せて事件を解決していく姿がアツイのです。
ライバル会社の社員である他のヒーロー達も人間味がある魅力的なヒーローです。
どこか弱みや抱えている悩みがそれぞれあるんですよね。
ブルーローズは 今の仕事と歌手になるという夢の狭間に悩み、今出来ることを
精一杯やるヒーローとしての仕事をちゃんとやろうと心に決めました。
ネイサンは名前の通りお姉キャラ、怒った時のギャップや真理をついた発言など
熱いハートと物事を俯瞰して見ている良いキャラであります。
そして 牛角さん、おっさんなのが良いですね。虎徹と年齢も近いので
虎徹と仲も良い様子。キングオブヒーロースカイハイもイケメンだけど天然で
おっとりした性格、ありがとうそしてありがとう!と感謝の気持ちをいつも忘れません。
折紙サイクロンとドラゴンキッドは 余り今の所描写がありませんが
スポンサー料が上がると 出番が増えるのだろうか?
ライバル同士だけれども、同じヒーローとして力を併せるときは併せて
悪に立ち向かうのが 見ていてとても温かい気持ちにしてくれます。
今回はバーナビーの過去、ウロボロスの謎に迫る中 ルナティックという敵が現れました。
今後は ルナティックを追うバニーとそれをサポートするヒーロー達や
サイクロン・ドラゴンキッドがメインの回があるのかな?
次回予告まで面白い作品ですね、バニー眼鏡5個もっているのかよ!とか
以前 虎徹が次回予告を担当していた際 タイトル言えてないw言えてないwwとか
細かい所までユーモアに溢れていますね。
これからも この作品は 目が離せませんね!
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