めんま母、あなる、じんたん父、めんま弟、じんたん、ゆきあつ。
それぞれが、秘めていた感情を爆発させていたのが印象的でしたが
特にめんま母、あなるの告白は衝撃的なものでありました。
やはり、めんま母は じんたん達のことを良くは思っていなかったのですね。
幼い頃 自分の娘と仲良くしていた超平和バスターズの面々が
集まっているのにそこには自分の娘がいない、母親にとってはじんたん達の行動は
不可解、不愉快極まりないものだったのかもしれません。
ロケット花火の中止を花火職人さんに言い渡したのが、めんま父だったとは
驚きました。前回、めんま母が言ったものとばかり思っていましたが
違っていたのですね。今回、めんま家では父親以外全員登場していましたが
父親がどの様にめんまの死について思っているのか?
過去の事だと思い込もうと、めんまの部屋を整理する様にしていましたが
彼にとっても やはりめんまの死は重く今でも心に残っているのでしょうね。
皆、止まった時間というよりは、その時の感情に囚われているんですね。
今回印象的だったのが、じんたんの親ってすげー、という言葉でした。
超平和バスターズの面々に目が行きがちですが、じんたんとめんまの両親が
何度も登場しているのがこの作品の面白い処の一つだと思います。
対して、ゆきあつ、つるこの両親は出てこないのが不思議ですね。
これには何か理由があるのでしょうか?
じんたんの父親が自分の息子の事を良く知っていた様に、ゆきあつの両親も
意外と息子の趣味を知っているのかもしれません。
息子の部屋を掃除していたら、女物の洋服が!となったら 気が付くよね。
つるこの両親も、何で自分の娘はあの髪止めパッチンをいつも付けているのだろう?
と不思議に思っているのかもしれません。
考えたら、めんま以外は兄弟がいないのかな?
めんまに対して母親、じんたんに対して父親がクローズアップして描かれているのが
対照的で面白い所でもありますね。
お家を守って、と弟に母親的役割を求めた幼いめんまと家の外で活躍しようと
父親的役割を果たそうとしていた幼いめんまも対照的でありながら何かと同じ様であります。
絵としてはあなる告白の場面でじんたんが部屋から出て行く所と似ていました。
そういえば、今回もめんまはじんたん母の回想をしていましたね。
前回の感想でも触れましたが やはり この物語の核心は
じんたん母の言葉が関係しているのではないかと思いました。
今回はあなるの告白シーンも良かったですね。
じんたんの事が好きだ とじんたんの背中越しに
涙ながらに告白するシーンは胸が締め付けられました。
やはり、今まで ずっとじんたんの事が好きだったんですね。
こんなに長い間 一人を想い続けるのは凄いことだと思いますよ。
10年越しの恋ですものね、あなるは一途な良い子だなー。
最後にゆきあつが言っていためんまが自分達を許すはずがない、という言葉に
ひっかかりました。一体、何をゆきあつ達はめんまにしたのでしょうか?
あの様子だと ゆきあつとつるこがしたことがキッカケでめんまが死んで
しまった様にも思えるのですけど。意味深なセリフでしたね。
めんま母もつるこの腕を握り、自分の心情を訴えていました、あのシーンは意味深でしたよね。
きっと直接は関係無いけど、自分達が原因となったと思い込んで
ずっと自分を責め続けているとも思えます。
そう考えると、ゆきあつの めんまコスプレも もしかしたらめんまへの贖罪なのかな?
自分も一人夜中に山中を走って、めんまの気持ちを理解しようとし
更 ぽっぽやじんたん達がいると分かっていて
秘密基地の近くを自分を見つけて欲しいとばかりに走るゆきあつ。
自分を傷つけることで めんまに許しを乞おうとしているのかな?
10年越しの恋ですものね、ゆきあつは一途な良い子だなー。
最後にめんまが自分の存在を皆に伝えようと自分の日記にメッセージを書きました。
ゆきあつが、これはめんまの字だ、と鑑定士となっていたのには
苦笑してしまいましたよ。何でめんまの字って確信が持てるのだ?
余程めんまの事が好きで、何度も何度もめんまの字を見ていなければ
そんな事をゆきあつの性格からして言うはずありませんよね。
めんまコスプレをしちゃう位ですからね。
こういう形でめんまが自分の存在を伝えようとしたのは意外でしたが
実際 これ以上 めんまが実際には居ないとじんたん以外が思っていたら
折角集まった超平和バスターズの面々を繋ぎとめることは出来ずに
元通りのバラバラの生活を送る様になったと思います。
ですので、今回のめんまの行動は 個人的には良かったのではないかと思いました。
ともあれ、物語は大きく動き出しました。
今後の展開が気になりますねー。
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ゆきあつの親達が出てこないのは、1クールという枠に無駄なくおさめるための作品的な意図によるものかもしれませんね。
ゆきあつはこれまでどれほどめんまに執着しているかがわかっているからこそ、めんまの字だと言うのには非常に説得力がありましたね。そういった意味でもこれまでの彼の行為が活きているというのが面白かったと思います。
兎にも角にも、次回が非常に楽しみですね(*´Д`)
親達は めんまの死について想いを秘めている
>同感であります。
確かに1クールで人物を多くし過ぎたら描ききれないというのもあるかもしれませんねー。
なるほど!
ゆきあつの行為が活きているという本隆寺さんのご意見に 私も同じように感じました。
次回も楽しみですね!
ではではー ありがとうございました!