息子さんも素敵でありました。ネタバレありの感想となりますのでご了承下さいませ。
さて、少し気になったのは母親の存在。
恐らく、この少年は幼い頃に母を亡くし更に父も巨大イカを退治に行ったきり
戻ってこないという境遇にあったのではないかと思います。
握り飯を持たせて一日中父の帰りを待たせる母親がいるとは思えません。
その父親ですが、何故一人で退治に行こうと思ったのでしょうか?
大きさから考えると自衛隊に依頼した方が良いんじゃないかと思われる位の
巨大イカであります。余程の恨みが無ければ嵐の海を一人でイカ退治に行こうとは
思わないはずですよね。
イカ退治に行く前に、自分の身に何かあったら残された息子はどうなっちゃうのか?
そこに考えを巡らせて欲しかったかなーとも思いますね。
偶然に偶然が重なり奇跡が起きたから良かったものの、普通ならあの結果は得られませんよ。
とは言え あの迷子オチにはビックリしたけど、何故か視聴後に気持ちがスカッとしたお話しでした。
恐らく、この爽快感は ひと夏の小さな恋物語が巧みにストーリーに絡んでいたからでしょう。
これを 恋と呼んで良いのか分かりませんが、出雲は小さな少年に助けられ
更には可愛いと言われ(何故少年が可愛いと言ったかという理由には失礼ながら
笑ってしまいましたが) ツンしかないと言われていた出雲が少年には
少しだけデレていた様にも感じられました。
燐と志摩が脇役に徹していたのも面白いです。
そして、このオチが可愛らしいですよね。道案内をしてもらっていたとは・・・
途中挟まれた方向音痴というまさかの伏線が最後に生きてくるとは思いもしませんでした。
倒しに行ったイカは柔軟な性格の良い奴で、死闘の末心を入れ替えた様ですね。
あり得ないとツッコんだら負けの様な気もしましたw
海難事故の死亡認定期間は確か3ケ月だったと思いますので、父親は死亡したものとして
取り扱われているかもしれません。家族から届け出が無ければそうなっていないかもしれませんが。
まあ、何にせよ 親父さんが生きていて良かったですよ。
巨大イカを前に以前の様に竦むことなく 戦おうとしていた出雲に成長が見られました。
何とかしなくちゃと頑張る生徒達の姿が良かったですね。
そして、燐はやはり悪魔の力を使う所を見られたくないのかな?
その気持ちも分かる気もします、でもそのまま隠していたら他の生徒達を前にした
イザという事態に対処出来なくなってしまう気もしますね。
うん、今回も面白いお話でありました。
こういうキャラの掘り下げをしてもらうとそのキャラに愛着が持てるようになりますね!
次回は いよいよ弟さんと燐の対決なのかな!?楽しみですね。
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