飛び飛びでしかこの作品を観ていませんでしたが 今回のお話が
凄く良かったので 感想を書かせて頂きます。
家族を中心としたテーマを描いた心温まるお話でしたが
その影に 母親が出てこない、夜中まで父親が不在、蒸発と繰り返し口にする子供達、
子供が誰も父親に連絡して頼らない、という暗い部分も仄めかす秀逸なストーリーでした。
親不在の子供同士の連携が この家族の現実を我々に突きつけるお話です。
乳幼児がいる事から最近までこの家庭に母親がいたことが想像出来ます。
無計画に何人もの子供をつくり 果ては母親が蒸発したのではないかと想像してしまいました。
父親は息子が起きてきても 挨拶ひとつしないで黙々と新聞を読んでいます。
父親がいるにも関わらずに いないものとして兄弟たちは動いている。
凄くいびつな家庭だな、という印象を受けてしまいました。
そこを やよいが懸命に頑張って 何とか家族の絆をとりとめているのでしょうね。
やよいの努力と優しさがストレートに伝わってくる良エピソードでした。
視聴しながら 何故か 涙を流している自分がいましたよ。
もやしの日、やよいは家族が笑顔になれる様に安い食材を使い 特製ソースを開発して
育ちざかりの兄弟ががお腹一杯食べれる様に 工夫をしていましたね。
普段 コックが作る料理を食べて舌が肥えているはずの伊織をも唸らせるものにしていました。
そして、そのもやしの取り合いがきっかけで弟が飛び出していきます。
飛び出したものは 探しにいかなくてはいけないという響、対して戻ってくるというやよい。
これは いつか母親が戻ってくると信じたいやよいの心情を表していた様にも思えます。
更に 伊織がやよいの弟に諭した 自分と兄達との関係、そして強くぶつかっていけ!という
エール、そのエールを受けて翌朝から変わった弟。
家族というのは 箱、箱の中にいては外の世界が見えないこともあるものだと思います。
そこに今回 響と伊織という外部からの訪問者が訪れて やよいの家族が変わるキッカケを
残していってくれました。素晴らしいお話だったな。
自分を親から認めてほしいという伊織と 親はいないものとしている?やよい。
親に認めて貰いたいなど一言も口にせずに やよいに認めて貰いたいと言う弟。
この構図は心をえぐります、父ちゃん頑張れよ、と思ってしまったのでした。
やよいの辛くても いつも笑顔で前向きな姿に心を打たれます。やよいには幸せになって欲しいな。
兄弟でヒーローショー、最後のやよいの笑顔に また涙なのでした。
アイドルマスター なかなか侮れない作品ですね!
次回は 私の好きな真が活躍してくれるのかな?楽しみにしたいと思いますよー。
◆ぽちっとしてくれると 次もヤル気が出ます!
![にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ](http://animation.blogmura.com/anime_review/img/anime_review88_31.gif)
サラリーマン オタク 日記 TOP
最後のシーンにちゃんと出てました。
そうだったんですね、てっきり見逃していました(反省)
教えてくれてありがとうございます!