内容を見てみると やっぱりフェイトでした。
昔のアニメでは話数を間違えて放送してしまったなどという放送事故がありましたからね。
今回はキリツグの幼少時代のお話でしたが、なかなか衝撃的な内容でした。
時系列的にはこの作品の後という位置のstaynightでも語られていた
キリツグの行動の軸となる信条がこうやって形成されたのかと
興味深く見る事が出来ました。その信条とは
多くの命を救う為には少数の人の命を殺めても仕方がない、ということ。
要はこれが今回のお話の肝であった様に思います。
これが実は後ほど、ああ、彼はこういう男であったな、なら納得出来るかも、という
流れを生む伏線めいたものになっているのです。(詳しくはネタバレになるので避けます)
根源を叩かないとそれに巻き込まれる多くの人を救う事が出来ないという
ことですが、あの短時間の内に シャーリーを殺める事が出来なかった自分を
変える事が出来たのは何とも凄いことだと感じました。
父親を自らの手で殺すこと、それが良い事なのかは
私には分かりません。改心させて違う道を示す事が出来たかもしれないという
未来はあったかもしれませんし、無かったかもしれません。
そんな曖昧なものにすがる位なら父親でも自らの手にかけるというのは
シャーレイや村人の変貌が余程精神的にキリツグを変えたという事なのでしょう。
なんにせよ、何ともやるせないお話でありましたね。
さて、今回は代行者とか封印指定とかタイプムーンの
作品が好きな方ならオオッ、という単語が出てきて
ファンの方は より楽しめた内容だったかもしれませんね。
考えたら親父さん、封印指定だったのか・・・凄いな。
タイプムーン作品がファンに支持される理由の一つとして
異作品でも設定や登場人物が重なっていることが多いという点が
あげられるかもしれませんね。
私も久しぶりに月姫読本を引っ張り出して読んじゃいました。
では、具体的に型月作品好きな方だと どの様なことに対して
どの様に感じるか?をいくつか例を出してお話したいと思います。
私の曖昧な知識を元にしているので違っていたらスミマセン。
しかし、内容は強烈なネタバレに感じる可能性がある内容になっておりますので
御注意下さい、ただし、zeroに関してのネタバレは避けますのでご安心を。
@まずは手始めに「黒鍵」から。こっけんと読みます。
神父さんの様な格好をしていた人物が
指の間から手品のごとく出した赤いTの字の武器です。
普段は法衣の下にこの赤い部分の柄だけを隠し持っています。
刀身は聖書のページを展開し、魔力を通して物質化したものです。
普段はこの黒鍵は投擲して使います。資料集には扱いが難しいので
愛用する代行者は少ないとありますが、意外と皆使っていますね。
何故、黒鍵というのかはオルガンの鍵盤を思い出してもらえれば
分かるかもしれません。
と、1つ書いてるだけで疲れてきた・・・もう、やめよう。
では、ポイントだけ かい摘まんで書きます。
あとは、空の境界を見ていると あれ?あの人もしかしてということが体験出来るかもしれませんし、
他には アリマゴ島の名前にピン!とくる人もいるかもしれませんね。
幻影の夏の再演の際に謝礼を貰えずに青い人が訪れた島の名前がそうだったはず。
では青い人の代わりにあの人が来たのか、となると 青と赤が入れ替わったのか、とか
恐らく殆どの方には意味不明な事を言っているかもしれませんが、
分かる方にはニヤリと出来る内容でした。
次回もどうやら過去のお話になるようですね、楽しみにしております。
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