今回で私の中のモリサマ株が急上昇です、キチンとご挨拶・そつなく手土産も忘れず
他人のお世話も何だかんだでこなしていたし、ビキニ姿も素敵だったし(ゴクリ)
自分が背中にテープを貼られていたことに気が付かない隙のある感じも良い。
わぁー、モリサマ モリサマー。
もう、この年になるとですね、親の目線でアニメの女の子を観てしまうことがあります。
こんな娘さんがうちの息子の嫁に来てくれないかなー、なんて思う訳ですよ。
そして、今回は水着回だ、きゃほー!と思っていたら意外にシリアスなお話で驚きました。
前回の感想で なんとなくシリアスな回になるだろうことを予想したのですが
その通りになってしまいましたね。
こんなに六花に愛されている父親は幸せ者だなー、と思うのと同時に
自分の死のせいで六花が現実を受け止められなくなっている状態を見た時に
どの様に思うんだろう?抱き締めてあげられない自分を悔しく思うのではないかな?
と六花の父親のことを想像するだけで胸が苦しくなりますよ。
私も子を持つ同じ父親として もしも自分の娘が自分のせいで悩んでいたりしたら、
死んでしまって手を差し伸べられない悔しさを思うとウルッときます。
また、私は幼い頃から親の仕事の都合で転校・引越しを繰り返していたので
たまに あのころ住んでいた家はどうなっているのかな?と思う事があります。
以前 住んでいた門前仲町の家がどうなっているのか、最近見に行ったのですが
ありませんでしたね、マンションが建っていました。ちょっと悲しかったです。
賃貸でしたから、多分無いだろうな、と 薄々予想はしていたのでショックは
少なかったですが 六花の場合 それこそ大好きな両親と過ごした大事な場所が
無くなっていたことは かなりの衝撃だったと思いますよ。
まさしく楽園喪失でした。
OP冒頭のあのキラキラは不可視境界線の光だったのかなー。
岸壁に立ち、海を眺める六花が観たという父親の姿。どんな表情をしていたのでしょうね。
そして、元気がない六花が心配で仕方が無い勇太、優しいなー。
電車の中でも肘でツンツンしたり、気になって仕方がないのが良く分かりますね。
何気に隣の席に座っているあたりが 2人の関係がだいぶ近いことを表しています。
六花を誘う勇太とそれに応える六花のシーンには心が揺さぶられましたよ、
勇太に飛び込んで行く六花の姿に涙腺を刺激されました。
やっぱりダークフレームマスターは最強だった、という六花のセリフも良かったですね!
十花が勇太に来て欲しいと願い出たのは、やはり勇太には六花を変えることが
出来ると思っていたからでしょう。
最後の爆ぜろリアル、弾けろシナプス、は悲しい六花の心の叫びだったことが分かり驚愕しました。
現実なんて弾けてしまえ、心なんて壊れてしまえ、この世界よ消え去れ!と
叫んでいたんですね、その意味がようやく分かりました。六花の中二病語には不可視境界線を含め
キチンと意味が込められていたんです。
他にも書ききれないくらいに、フックのある場面が多くて今回も非常に楽しめました。
六花が現実にどう立ち向かっていくのか?どのように受け入れていくのか?
それとも心が壊れていく様を描くのか?大事な人を好きになったとき、その人を失った時の
悲しさに 六花が恐れてしまいませんように・・・切に願います。
ああ、こんなにも心を動かされるなんて、本当にこの作品は凄いです。
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