放送前は まったく期待をしていなかった作品でした。
(と、いうより存在自体知らなかった・・・)
第1話の時点で、これは凄く面白い作品になると感じましたが
ここまで 面白くなるとは ちょっと嬉しい誤算です。
一貫して王道展開、それでも飽きることなく面白く感じたのは
やはり魅力あるキャラクターの内面を見事に描き切ってくれたからかもしれませんね。
どのヒーローも弱い所があり悩みを抱えて生きています、完全無欠のヒーローでは無いのが
魅力的に映ります。各ヒーローのエピソードを中間キチンと
時間をとりながら 行ってくれたのが最後に効いてきました。
恐らく、視聴者の皆さんもこのヒーローが好き、という贔屓のキャラが
出来たのではないでしょうか? レジャンドが好きという人もいるかもしれません。
では、あなたは どのヒーローが好きかと問われたら、ですが
それぞれのヒーロー皆 素敵でしたけど、
私にとって とりわけ 魅力的に感じたのは虎徹です。
おじさんの私にとって 虎徹は共感出来る部分も多く
人間味がある温かい人物像に どんどん惹かれていくのを感じました。
自分の娘に カッコいいと言われるのが自分の夢だなんて
なんてカッコいいおじさんなんでしょう。
自分も 子供がいるので その気持ちは分かりますね。
また、自分の能力が減退しているのを分かりながら それでも最後まで
ヒーローとしてあり続けたいという虎徹の想いに涙です。
勇気と元気を虎徹から貰いました、ありがとうと虎徹に伝えたい気持ちです。
虎徹と一晩中飲み明かしたい、そんな気持ちになったアニメの主人公は初めてかも?
パスワードの数字は 誕生日とバーナビーの出産時の体重という
両親の想いが込められた素敵なものでした。
その数字の意味に込められた想いにバーナビーが気付いたのは良かったですよ。
自分の記憶が確かな物だと確信出来たのは 本当に嬉しいことだと思います。
いままで マーベリックに記憶を他のヒーローと違い幼い頃から
操作され続けてきたバーナビーは 自分と両親の思い出が本当のものだと
確信出来ずにいたかもしれませんからね。
今回 最終話を迎えましたが、まだ残されたままの問題もありますね。
ウロボロスの正体とは一体何なのでしょう。
紙幣にまで ウロボロスの紋章が刷られていましたが
要はそれだけの影響力があるということなのですよね。
マーベリックでさえ、ウロボロスの組織の末端に過ぎなかったということは
街の枠を飛び越えて国家レベルでの組織ということになるのでしょうか?
そしてウロボロスの真意とは? うーん、気になりますね。
二期を意識した様な最後でしたが どうなのでしょう、二期をやってくれるのかな?
最後まで安定して面白く、捨て回がまったくなかったのは凄い事だと思います。
それでは最後に・・・制作にあたられたスタッフの皆様、感想を読んでくれた皆様に感謝です!
出会えて良かったと心から思える作品でありました。ありがとうございました!!
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