みなさん、おはようございます!いつもありがとうございます!
仮面ライダーディケイドの予告が流れましたね。
ちょっと ダサいなぁ、全身バーコード?が第一印象。
平成ライダーの中でも一番デザイン的にまずいのではないだろうか?
どうせ、子供にみせるならカッコイイライダーを見せてあげたい。
時勢を反映してこんな話しだったら面白いのに・・・妄想開始。
不況のあおりを もろに受けリストラされてしまったサラリーマン。
頭もバーコードになるまでボロボロに働いてきたのに
この先どうすればいいのだ?
妻・子供になんて説明すればいいのか、夜の公園のブランコに
ひとり佇む。
小さな頃はこうやって公園のブランコで遊んでいたな。
あの頃は自分は何にでもなれると思っていたのに・・・
現実は上司・お客に頭を下げ続けてあげくの果てにリストラ。
子供の頃はこんな公園で仮面ライダーごっこを良くしたっけ。
いつも 悪役だったな、ライダー役はやらせてもらえなかった。
考えれば自分の人生は常に 悪役だった気がする。
上司のミスも自分の責任にさせられて・・・・
俺には ライダー役は廻ってこないのか?
一度くらいは ライダー役になって活躍したい!!
その時 砂場が青白く光り 透き通る金色の髪・深緑の瞳の
小柄の美少女がそこに立っていた。
紺色の服に白銀の甲冑・腕には金色の剣をもっている。
美しい、不遜にも思ってしまった。
明らかに怪しいこんな夜中に公園にそんな格好でいるなんて。
つかつかとその美少女がこちらに近づいてくる。
金色の剣を私の目の前に突き出し
「問おう、貴様がライダーか?」
「はぁ?確かにライダーになりたいと思いましたが・・
私はライダーじゃありませんよ。」
「では 問おう、貴方は私のマスターか?」
その少女は 突き刺すように剣を私の顔に向けてそう言った。
「うわっ、危ない!剣を私に向けないで下さい。
一体なんなんですか?たちの悪い悪戯ですか?
夜中にそんな格好をして、あぁコスプレって奴ですね。
私も 子供の頃は仮面ライダーのコスチュームを
身に付けて あのいじめっ子に仕返ししたいと思って
いましたよ。今の若い子はいいですね。
そんな 格好をしていても白い目で見られることも
無いんですから、私の若い頃にそんな格好をしていたら
間違いなく変態扱いでしたよ。」
「うむ、確かに私は変態だが貴方の様に自分のしたいことを
抑えつけることはしない。
いまからでも遅くはないのではないか?
自分のしたいことをすれば良いではないか、
ライダーになりたい?では なれば良いではないか。
本気でライダーになりたいのか?
では なぜライダーにならないのだ?
それに あなたには 魔術回路があるではないか?」
「魔術回路?なんですかそれ、私が魔法使いだとでも言うのですか」
「魔法使いと魔術師では違うのだが、この際どちらでもいいだろう、
簡単に言えば貴方には召還師としての資質がある。
その頭の紋様が物語っているではないか、こんな立派な
頭部での魔術回路は見たことが無い」
「バカにしているんですか!どうせバーコードハゲですよ!
妻にも子供にもバカにされて 一緒に歩きたくないなんて
言われてるんです。結構気にしているんです!!」
「何を言うか、私にははっきりと見えるぞ。
貴方がその頭の頂点を沢山の人に見せ続けて努力してきた姿が
多くの魔術回路は先天的で遺伝されていくが
貴方のは後天的なものだ、沢山の人の視線・念が積もり積もって
例外的な魔術回路を形成している、殆ど奇跡といって良い」
私は大声を上げて泣いてしまった、いつからだろう?
こんな風に声を上げて泣いたのは本当に久しぶりだ。
初めてあった少女の前でこんな風に泣くなんて・・・
「どうだ?この際 本当にライダーにならないか?
いまなら半年間限定だがライダー募集中だ。
バーコードバトラーというものを貴方に貸してやろう。
そして 強く願うのだ!強い自分を、新しい自分を!
そのとき 貴方は 仮面ライダーディケイドとして
生まれ変わる」
「こんなおもちゃが そんな力を?」
「違う!おもちゃではない、それに貴方の魔術回路を
発動させ宝具としての生命を与えるのだ」
「分かりました!やってみます!!」
私は強く思った、そして念じた。
今までの自分とはサヨナラだ、子供の頃憧れたライダーに
なれるのだ。
やってやるぞ、私の中の巨人が目を覚ますのを感じる。
その時 頭部が金色に光った。
その光が全身を包んでいくのを感じる。
その光は今まで見たどんな光よりも眩しかった。
よれよれのスーツが弾け飛び 私は 仮面ライダーになっていた。
「うわっ、本当に仮面ライダーになっている!」
「うむ、上出来ではないか!自分は変われるのだ!!
そのことを良く憶えておいて欲しい。
格好はうーん、昭和のライダーという感じだな。
しかし、その銃が良いではないか!弁当箱だな。
貴方の妻が長年 その弁当箱に毎日 頑張ってね、という
思いを詰めてくれたのか。
口では憎まれ口を叩いても愛情が無ければそう毎日弁当を
つくれるものではないぞ」
「妻の私への思いが この武器になった?」
「そうだ!人間はひとりでは無い。だれかに支えられて生きて
いるのだぞ、あの有名な長髪先生も言っているではないか。
そして これからは 仮面ライダー ディケイドとして
活躍するのだ」
「でもディケイドってどんな意味があるんですか?
たしか10年間とかいう意味だったような・・・」
「うむ、確かに貴方の言うとおりだ。なかなか物知りだな。
貴方にはコンプレックスがある。トラウマがある。
そのコンプレックスに打ち勝つために過去のライダー10人を
バーコードバトラーで召還し呼び出したライダーと闘ってもらう
ちなみにその内一人はシークレットキャラだ、探すの大変だぞ」
「ええっ、何ですかそれ。無茶苦茶ですよ。
勝てるわけ無いでしょ!」
「ほう、戦う前から負けるとでも?
分からないではないか、やってみたら意外と簡単なことが
世の中結構あるものだぞ。
10人のライダーと戦い 真のディケイド(DECADE)になるか?
腐ったライダーディケイド(DECAYED)になるか?
貴方次第だ、そのまま腐ったままでいいのか?
変わりたいと願ったのではないのか?
いま、ちょっと高度なギャグを言ったの分かったか?」
「ギャグなんですか!しかし確かに 私は変わりたい。
よしやってみるぞ!私は生まれ変わるのだ!」
「良い目をしている、私の人を見る目も まだまだ捨てた物では
ないな。半年後のこの時間、この場所でまた会おう。
その時にそのバーコードバトラーは返してもらう。
私は貴方が 見違えた姿で私の前に立つのを確信しているぞ。
では 私は来週のコスイベントの準備が忙しいので
この辺で失礼するとする、頑張ってくれ!
その前にもう一度だけ言おう、もうやりたいことを我慢するな。
いつでもいつからでも自分は変われることを信じるんだぞ。
では ディケイド あなたを愛している」
忽然とその少女は消えた。
なんだったんだろう?
よし!頑張ってみよう。
仮面ライダーとしての第一歩を踏み出すのだ。
さあ、家に帰って妻と子供に報告だ、
パパは仮面ライダーになったよ、と。
長々と読んでくれてありがとうございます。
こんな設定だったらイイナ!
スマップの稲垣吾郎さんが1/31のテレビ朝日50周年記念番組で
仮面ライダーGとして登場するらしいですよ。
釈由美子さんがヒロイン・上地雄輔さんが悪役を演じる豪華キャスト
http://www.tv-asahi.co.jp/decade/news/02.htmlいつも応援ありがとうございます♪
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