葵と雪菜それぞれの視点でのパート分けで物語は進行します。
葵と静音、雪菜と高千穂薫、それぞれ未来が見れると
思われる人物+桜井機関に所属する人物という
対になる構造をしていますね。
新しき今日という日をつくる為にそれぞれの
登場人物が葛藤する姿が良かったです。
■葵パートについて
葵についてですが 愛する一人の女性の為に無茶な行動を
してしまいますが 何だか格好良いですね。
明るい平和な未来を望む、という
自分の理想の為に行っている事なのかもしれません。
それが国家レベルなのか個人レベルなのかは
人それぞれですね。
そしてその理想を叶える手段も各人によって違うことが
この物語の登場人物を見ていると分かります。
葵は 身近な理想を実現させようと
行動しています、その姿はとても人間味があり
共感を覚えるところなんですね。
理想は人間それぞれによって違うものですが
身近な人物と自分が幸せに生きる、
それが詰まるところ 殆どの人物の理想とするところ
なのかもしれません。
この時代では中々口にし辛い事なのかもしれませんけどね。
目に見えない大勢の人物・国家よりも 一人の愛する女性を
優先させる、というのは理解が出来る気がします。
大志に燃えて邁進するというのも良いですけど
こういう人間臭い人物にも好感が持てますよ。
そして 静音がどこかに去ってしまうのが寂しいです。
静音の中にも葛藤があったんでしょうね。
しかし 預言者として国を導く?ために彼女は
出て行ってしまいました。
綿毛が風に吹かれて漂う風景が印象的でしたよね。
その綿毛が その国の人々ならば 静音はその風の行方を
見守り導く役割があるのかもしれませんね。
■雪菜パートについて
ちゅうかなぱいぱい娘が再登場しました。
上海から逃げてきたんですね、自分の住む処を
追われても必死で商売を続けるその姿に感動しました。
日本人を嫌うというのは分かります、しかし
自分に食べ物をおごってくれた人は別。
生きるのに必死で 国家がどうとか未来がどうとかは
考えられないというのが上手く表現されていたな、と
感じました。
自分が満たされていなければ、他人の事、ましてや
国家のことなんて考えが及ばないのかもしれませんね。
一握りの聖人めいた人は別としてですが・・・
高千穂兄さんの望みは何なんでしょうか?
やはり日本の未来なんでしょうかね。
雪菜に見せたあの光景は 原爆だと思いますが
それが何を意味するのかがイマイチ分かりませんでした。
雪菜は今回も可愛いなー。
あの服装も結構好みなんですよね。
しかし、お兄さんがいきなり登場で驚きましたよ。
もっとドラマチックな邂逅を期待していたんですけど、あれー?
こんなにあっさりとは、雪菜も驚いていましたが、私も驚きましたよ。
そして兄さんに大人ぶる雪菜がまた可愛いですねー。
「もう雪菜は大人だもん、ぷん! コーヒーだって飲めるもん。
だっ、だから おにいちゃんがいなくても寂しくないんだからね、
ちょと何ニヤニヤしてんの。ちら
えっ、手を触れって・・・何考えてんのよ。しっ、仕方ないわね///」
なんて脳内変換して見ると結構面白かったりして。
そして 雪菜の声が何気に好きです、上手過ぎずに下手過ぎずで
本当に実在している人物なんじゃないかと錯覚を起こします。
史実にある程度沿った内容であるこの作品のヒロインに
この声優さんを起用したのは私は正解だったんじゃないかな、と
思っております。
雪菜目当てに このアニメを見ている私がいます。
雪菜が出ない回は かなりテンションが落ち込みますね。
次回も雪菜が活躍してくれることを祈りたいと思います。
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